ダリとカムジャタン

21年にKBSで放送された韓国ドラマの「ダリとカムジャタン」です。
主演にキム・ミンジェ、パク・ギュヨン、クォン・ユル、ファンヒ、ヨヌ。


ヒロインの役名「ダリ」は著名な画家のダリから来たものですね。
ポスタービジュアルの「달」という字にも、ダリの名作「記憶の固執」を連想させる絵がある。

ダリとカムジャタンの視聴率は？

東京オリンピックの関係もあり、3ヵ月の空白期間があったKBS水木ドラマ枠です。
初回は4.4％とまずまずで、2話の4.3％が自己最低視聴率。
だから視聴率はまったく落ちなかったドラマと言えますね。




3話で5％を突破するも、その後は良くも悪くも視聴率安定。
そして最終回で自己最高視聴率5.7％を記録しています。

前作であるチャン・ナラの「テバク不動産」でも最終回5.5％ですから高い視聴率を記録したと言えるドラマですね。
まあ、地上波ですから決して高視聴率とは言えないのですが、いまのドラマ視聴率を思えば高い数字です。

ダリとカムジャタンの評価は？

良くも悪くも視聴率が安定していたドラマですが、評判もよく緩やかに視聴率が上昇したドラマになります。
ダリとカムジャタンの特徴は、なんといってもラブコメに美術をテーマに取り上げたことですね。
キャラクターポスターも著名な絵画をパロディにしています。

キム・ミンジェにとっては初のラブコメ演技になるようですが、イメージ転換に成功。
パク・ギュヨンもいままでいろんなタイプの役をこなしてきた女優さんですが、前作「Sweet Home」や「悪魔判事」とはまったくイメージの違う役を見事に消化した評価です。




脚本や演出は一般的なラブコメなので、特別に真新しいドラマではないのかもしれませんが。
王道パターンに沿ったのが良かった点もあるでしょうね。
ただ悪役が目立った活躍をしなかった点は惜しいとの評価があります。

なんにしても、口コミで視聴率をあげていったタイプのドラマです。
ジャンルやキャストが好きなら、見てみるのも良さそうなドラマですね。

日本での評判や口コミのまとめ

以下Grokの引用記事です

「ダリとカムジャタン～真逆なフタリ～」（原題：달리와 감자탕）は、2021年に韓国KBS2で放送されたロマンティック・ラブコメディドラマで、キム・ミンジェとパク・ギュヨンが主演を務めました。このドラマは、正反対の性格を持つカムジャタンチェーン店の常務ジン・ムハクと美術館館長キム・ダリが、美術館再興のために協力しながら恋に落ちる物語です。以下に、口コミや評判を基にした肯定的な意見と批判的な意見をまとめ、最後に総評を述べます。

肯定的な意見
主演二人のケミストリーと演技力
キム・ミンジェとパク・ギュヨンのコンビが「ダルムカップル」として視聴者に愛され、韓国で「2021 KBS演技大賞」のベストカップル賞を受賞したことが高く評価されています。ムハクのコミカルで直情的な性格と、ダリの知的で優雅な雰囲気が対照的で、掛け合いが楽しいという声が多いです。「キム・ミンジェのコメディ演技が最高」「パク・ギュヨンがダリにぴったりで可愛すぎる」とのコメントが目立ちます。

ストレスフリーなラブコメ展開
恋敵や親の干渉といったありがちな障害が少なく、二人の恋愛が自然に進展する点が好評です。「余計な邪魔が入らないから見やすい」「ムハクのダリへの一途な愛が伝わってきて癒される」と、心地よいストーリー展開に満足する視聴者が多いです。

美術とコメディの融合
美術館を舞台にした設定が新鮮で、アートに関する描写や会話がドラマに深みを加えていると評価されています。また、サスペンス要素が絡みつつも全体的に明るいコメディ調が保たれているため、「暗くなりすぎず楽しめた」という意見もあります。

キャラクターの魅力
ムハクの「無知・無学だけど真っすぐな男らしさ」や、ダリの「世間知らずだけど意志が強い女性像」が支持されています。脇役のウォンタクやチャクヒも「恋敵として嫌味にならず、むしろ応援したくなる」と好感度が高いです。

批判的な意見
ストーリーの浅さや展開の無理やり感
前半の軽快なコメディが後半になるとサスペンス寄りになり、「話が散漫になった」「陰謀部分が強引で深掘り不足」と感じる視聴者もいます。特にダリの父の死に関する謎が曖昧に終わる点や、元婚約者テジンの結末が軽く処理されたことに不満の声が上がっています。

ムハクのキャラクターへの賛否
ムハクの大声で騒がしい性格や子供っぽさが「面白い」と好評の一方で、「うるさすぎて苦手」「ダリがどこに惹かれたのか分からない」と受け付けない人も。序盤の成金ぶりが強すぎて感情移入しにくいとの意見もあります。

ダリの設定のリアリティ不足
ダリが一流の教育を受けたエリートでありながら、父親の死後に一文無しになりすぎる展開が「不自然」と指摘されています。「貯金も知識もないのはおかしい」「生活力ゼロすぎて現実味がない」との声が散見されます。

中盤の停滞感
「序盤は面白かったけど中盤がダレた」「10話くらいからやっと盛り上がった」と、テンポが遅く感じられる部分に不満を持つレビューもあります。コメディからロマンス、サスペンスへの移行がスムーズでないと感じる人も。

総評
「ダリとカムジャタン」は、キム・ミンジェとパク・ギュヨンの魅力が際立つラブコメとして、多くの視聴者に愛されました。明るい雰囲気と二人の自然な恋愛プロセスは「ストレスなく楽しめるドラマ」として高評価を得ており、特に主演のケミストリーや美術を絡めたユニークな設定が強みです。一方で、ストーリーの深さやリアリティに欠ける部分、ムハクの個性が強すぎる点が人を選ぶ要因にもなっています。視聴率は韓国で平均4-5%台と際立って高くはありませんでしたが、日本ではAmazon Primeなどで配信され、「一気見できる」「気軽に楽しめる」と近年人気を集めています。
総じて、ラブコメを純粋に楽しみたい人や主演俳優のファンにはおすすめですが、重厚なストーリーや緻密な展開を求める視聴者には物足りなさが残るかもしれません。軽快でハートウォーミングなドラマを求めるなら、間違いなく満足できる一本です。

X(旧Twitter)AIから引用