10年にKBSで放送された韓国ドラマの「製パン王キム・タック」です。
主演にユン・シユン、チュウォン、ユジン、イ・ヨンア。

ユン・シユン、チュウォン共に当時はキャリアの浅い新人俳優になりますね。
チュウォンに至ってはドラマデビュー作になる。

製パン王キム・タックの視聴率は?

初回は15.7%という視聴率でスタートし、これが自己最低視聴率になります。
2話も16%台ですが、翌週3話で28.5%と驚異的な数字を残しています。
6話で30%超え、折り返しを過ぎた17話で40%超え。




そして最終回30話で自己最高視聴率50.8%を記録して有終の美を飾りました。
24年現在、最後に視聴率50%を超えたドラマとなっていますが、おそらく今後も50%を記録するドラマは生まれないでしょう。
ユン・シユンとチュウォンの出世作はもちろん、ユジンにとってはアイドル時代の名声に並ぶ興行作になりました。

製パン王キム・タックの評価は?

大物脚本家カン・ウンギョンの出世作と言える「製パン王キム・タック」です。
(キム・タック以前にもペ・ヨンジュン&ソン・ヘギョらの「ホテリアー」など)
後に「家族なのにどうして」や「キムサブ」シリーズを担当している作家さんですね。

今作は序盤から不倫や暴力といった要素が目立ったようですが。
暴力的ではありつつも復讐ドラマではなく、温かみのある作品になったのが受けたところ。
脚本の評価が高いドラマになりますね。




ところで、タイトルを聞くとキムタク(木村拓哉)をイメージしてしまいますが・・・。
実際にキム・タックというのはキムタクの韓国版の愛称で、そこからとった名前になるようです。
それでも日本向けのドラマというわけではなく、韓国内でも非常に人気のドラマ。
10年のドラマで言えば、「トキメキ成均館スキャンダル」と並ぶ女性人気の高いドラマになるようですね。

ユン・シユン、チュウォン共に現在も活躍しているし、ユジンも「ペントハウス」という大ヒットドラマでお馴染みです。
10年以上前の古いドラマにはなりますがキャストの引きも強いですし、韓国では国民的ドラマの1つなので興味があるなら見てみると良さそうですね。