
TWSの日本デビュー決定!
2025年7月に日本デビューが決定したTWS(トゥアス)は、韓国の音楽シーンで注目を集める6人組ボーイズグループです。
このニュースは、日本のファンにとって待望の出来事であり、彼らのグローバルな活躍がさらに広がるきっかけとなるでしょう。
ここでは、TWSのグループ説明や特徴、そして韓国での人気について詳しく解説し、最後に総評をお届けします。
グループ説明
TWSは、韓国の大手エンターテインメント企業HYBEの傘下レーベルであるPLEDISエンターテインメントに所属する6人組ボーイズグループです。
2024年1月22日に1stミニアルバム「Sparkling Blue」で韓国デビューを果たしました。
PLEDISからデビューしたボーイズグループとしては、SEVENTEEN以来約9年ぶりとなる待望の新人で、“SEVENTEENの弟分”としても知られています。
グループ名「TWS」は「TWENTY FOUR SEVEN WITH US」の略で、「24時間365日、いつもTWSと一緒に」という意味が込められています。
この名前には、ファンと常に寄り添い、共に時間を過ごす存在でありたいという願いが反映されています。
メンバーは韓国人5人と中国人1人で構成され、平均年齢はデビュー時で17.8歳と非常に若く、フレッシュなエネルギーが特徴です。
公式ファンダム名は「42(サイ)」。
韓国語で「サイ」は「関係」を意味し、「TWSとファンがすべての瞬間を共にし、最も特別な絆で結ばれる」という思いが込められています。
この名前は、グループ名に数字を取り入れるPLEDISの伝統を引き継いでおり、SEVENTEEN(13人のメンバー+3つのユニット+1つのチーム=17)との繋がりも感じさせます。
メンバー構成
TWSは6人の個性豊かなメンバーで構成されています。以下に、年齢順(2025年3月時点)にメンバーを紹介します。
シニュ(SHINYU)
生年月日:
2003年11月7日(21歳)
身長:
182cm
役割:
リーダー、ラッパー
特徴:
グループの最年長でリーダー。可愛らしい顔立ちと低音ボイスのラップのギャップが魅力。Stray Kidsのヒョンジンに似ていると言われるビジュアルも人気の理由です。練習生期間は5~6年と長く、実力派として知られています。
ドフン(DOHOON)
生年月日:
2005年1月30日(20歳)
身長:
182cm
役割:
ラッパー、センター
特徴:
ハスキーボイスと高いダンススキルを持つオールラウンダー。クールな見た目とは裏腹に愛らしい笑顔が特徴で、“赤ちゃんオオカミ”と呼ばれることも。練習生期間は7年と努力家です。
ヨンジェ(YOUNGJAE)
生年月日:
2005年5月31日(19歳)
身長:
181cm
役割:
ボーカル
特徴:
優れた歌唱力と長い手足を活かしたダンスが持ち味。真面目でメンバーのお手本となる存在で、「TWSの正しい男」と称されます。穏やかな性格もファンに愛されています。
ハンジン(HANJIN)
生年月日:
2006年1月5日(19歳)
身長:
176cm
役割:
ダンサー
特徴:
グループ唯一の中国人メンバー。透き通るような白い肌と整った顔立ちで、“漫画から出てきた美少年”と評されます。写真撮影や画像編集が得意で、多才な一面も。
ジフン(JIHOON)
生年月日:
2006年3月28日(18歳)
身長:
177cm
役割:
メインダンサー
特徴:
YG、JYP、BIGHITでの練習生経験を持つ実力者。卓越したダンススキルでグループを牽引し、ステージでの存在感が際立ちます。おしゃれ好きでムードメーカー的な役割も。
ギョンミン(KYUNGMIN)
生年月日:
2007年10月2日(17歳)
身長:
175cm
役割:
ボーカル、マンネ(末っ子)
特徴:
最年少ながら清涼感のあるハイトーンボイスでボーカルの要。愛らしい性格と迫力あるパフォーマンスのギャップが魅力です。SMでの練習生経験もあり、NCT WISHのユウシと同期だった過去が話題に。
特徴
1. 独自の音楽ジャンル「Boyhood Pop」
TWSは「ボーイフッド・ポップ(Boyhood Pop)」という独自の音楽ジャンルを掲げています。これは、日常の中で美しい感性を呼び起こす幻想的で感覚的なサウンドを特徴とし、青春の爽やかさや純粋さを表現したものです。例えば、デビュー曲「plot twist」は、初めて会ったときのドキドキ感を軽快なビートで描き、フィンガースナップや咳払いといった遊び心ある音が取り入れられています。このジャンルは、若い世代には共感を、大人には懐かしさを与えるバランスが絶妙です。
2. SEVENTEENのDNAを受け継ぐパフォーマンス
PLEDISの先輩であるSEVENTEEN同様、TWSは一糸乱れぬシンクロダンスが強みです。新人ながら長期間の練習生生活で培ったスキルを持ち、パフォーマンスの完成度が非常に高いと評価されています。特に、センターのドフンが率いるフォーメーションの美しさや、ジフンとハンジンのダイナミックなダンスが際立ちます。
3. 清涼感あふれるコンセプト
TWSのビジュアルや楽曲は「清涼感」がキーワード。制服やジャージをモチーフにした衣装、ブルーを基調とした爽やかなスタイリングが特徴で、青春ドラマのような世界観を演出しています。ミュージックビデオも学校や日常を舞台にしたものが多く、親しみやすさが魅力です。
4. グローバルな視点と多国籍メンバー
中国人メンバーのハンジンを含む多国籍な構成は、グローバル展開を見据えた戦略の一環です。韓国語だけでなく、日本語や英語でのコミュニケーション能力も期待されており、すでに日本での活動に力を入れています。2024年3月には東京で初のショーケースを開催し、日本のファンとの絆を深めました。
5. ファッションへのこだわり
TWSはファッション面でも注目されています。2024年にはフランスのラグジュアリーブランド「セリーヌ」のコレクションを着用し、空港ファッションで話題に。メンバーそれぞれが個性的なスタイルを持ち、特にドフンやジフンはファッションセンスが高く評価されています。
韓国での人気
TWSは韓国で「第5世代K-POPグループ」の代表格として急速に人気を獲得しています。その人気の理由と実績を以下にまとめます。
1. デビュー直後の爆発的な成功
2024年1月22日のデビュー当日、1stミニアルバム「Sparkling Blue」は初日だけで20万枚以上を売り上げ、新人としては異例の記録を達成。タイトル曲「plot twist」は韓国の音楽番組で5冠を獲得し、デビューからわずか23日で初の1位を獲得する快挙を成し遂げました。
2. アルバム販売量100万枚突破
デビューから半年後の2024年6月、2ndミニアルバム「SUMMER BEAT!」をリリース。これにより、累積アルバム販売量が100万枚を超え、“ミリオンセラー”の仲間入りを果たしました。これは新人グループとしては驚異的なスピードで、彼らの人気の高さを証明しています。
3. 新人賞の総なめ
2024年は各種授賞式で新人賞を席巻。4月の「ASIA STAR ENTERTAINER AWARDS 2024」で「THE BEST NEW ARTIST」、8月の「2024 K WORLD DREAM AWARDS」で「スーパールーキー賞」を受賞するなど、業界内外から高い評価を受けました。
4. 音源チャートの強さ
「plot twist」は韓国の大手音源配信サービス「Melon」でロングヒットを記録し、2024年の年間チャート1位に輝きました。また、先行シングル「Oh Mymy : 7s」はSpotifyで100万回再生を超え、グローバルな人気も獲得しています。
5. ファンダムの拡大
公式ファンダム「42」は急速に成長し、韓国だけでなく日本や欧米でも支持を集めています。2025年2月には初のファンミーティング「2025 TWS 1ST FANMEETING <42:CLUB>」がソウルで開催され、その後3月に日本でも公演が予定されています。チケットは即完売するほどの熱狂ぶりです。
6. メディア露出と話題性
韓国では音楽番組だけでなく、バラエティ番組やドキュメンタリーにも出演。フジテレビTWOで放送された「TWS DOCUMENT 2024.01.22」はデビュー当日の裏側に密着した内容で、メンバーの人間性が垣間見えると好評でした。親しみやすいキャラクターも人気の一因です。
総評
TWSは、若さと実力を兼ね備えた次世代K-POPグループとして、韓国で確固たる地位を築きつつあります。
彼らの魅力は、独自の「Boyhood Pop」で表現される清涼感と、SEVENTEENから受け継いだ高いパフォーマンス力にあります。
デビューからわずか1年余りでミリオンセラーを達成し、新人賞を総なめにする勢いは、まさに“大型新人”の名にふさわしいもの。
メンバー一人ひとりが個性的で、ビジュアル、スキル、キャラクターのバランスが絶妙です。
韓国での人気は、音源やアルバムの記録だけでなく、ファンダムの熱狂的な支持によっても裏付けられています。
日本デビューが決定した今、彼らの爽やかなエネルギーが日本の音楽シーンにどんな風を吹き込むのか、期待が高まります。
特に、日本のファンとの距離を縮める活動に力を入れてきた彼らだけに、現地での成功はほぼ確実視されています。
ただし、課題もあります。K-POP界は競争が激しく、第5世代グループとしてRIIZEやZEROBASEONEといったライバルも存在します。
TWSが独自性を維持しつつ、さらに進化した音楽性やコンセプトを見せられるかが、今後の成長の鍵となるでしょう。
それでも、現時点での実績とポテンシャルを考えれば、TWSは間違いなく未来のトップグループ候補です。
2025年7月の日本デビューは、彼らにとって新たなスタートライン。
これからも「24時間365日、いつもTWSと一緒に」というスローガンの通り、ファンと共に歩む彼らの活躍から目が離せません。
青春の輝きを体現するTWSが、日本でどんなスパークを放つのか、今から楽しみで仕方ありません!