19年にKBSで放送された韓国ドラマ「ただひとつの愛」です。
主演にシン・ヘソン、キム・ミョンス、イ・ドンゴン、キム・ボミ。
前作が視聴率15%を記録したヒット作「ドクター・プリズナー」ということもあり、その恩恵も期待できた「ただひとつの愛」です。
実際に初回は9.2%の高視聴率でスタート。
そして3話で自己最高視聴率の9.4%を記録していますが・・・。
序盤自己最高というのは決して良い傾向ではありません。
最終回の16話1部で自己最低視聴率5.1%、2部も7.2%で終えました。
視聴率が伸び悩んだだけならまだしも、明らかに落ちてしまったのはマイナスですね。
しかも最終回で自己最低視聴率ですから。
アジアで初と言われるバレエを素材にしたドラマですね。
シン・ヘソンとキム・ミョンスという勢いのある若手で注目されたドラマでもあります。
しかし、視聴率が落ちてしまったことからわかるように、評価は高くないドラマになります。
序盤は良かったのですが、徐々にストーリー展開が遅くなり、中だるみ指摘されるなど評価を落としてしまいました。
中盤のバレエを中心としたストーリーも一部視聴者から支持不振。
一方で悲運のバレリーナを演じたシン・ヘソンは、1日7時間とも言われるバレエのレッスンをこなすなど、その努力と演技力で女優として大きく評価をあげています。
(同じくバレリーナ役のキム・ボミはバレエ経験者)
キム・ミョンスの方は今作が地上波ドラマでは初の主人公を務めることになります。
彼も演技面で高い評価を受けていますね。
ちなみにイ・スジ役のイム・サランが、シン・ヘソンの影武者としてバレエシーンを演じているところもあるようです。
彼女は国立バレエ団出身の女優さんになります。
ですがほとんどのシーンをシン・ヘソン自らが演じているようですね。
何にしても、役者目当てで見るぶんには良くても、作品性を期待して見るドラマではないのかもしれませんね。
日本での評価は高いのでキャストが好きなら十分に楽しめるのかもしれませんが。
韓国では物足りない評価を受けてしまったドラマなので、おすすめはしにくいです。