24年にENAで放送された韓国ドラマの「私のヘリへ」です。
主演にシン・ヘソン、イ・ジヌク、カン・フン、チョ・ヘジュ。
初回は2.02%という視聴率でスタートした「私のヘリへ」です。
1話が自己最低視聴率になりますね。
10話で自己最高視聴率3.58%、最終回は3.34%となっています。
高い視聴率ではないのですが、ENAは視聴率の出る放送局ではないので及第点。
少しずつ上昇していたので、最終回まで上昇していれば印象も違ったのですが、そこが惜しいところ。
それでもENAで放送されたロマンスジャンルでは、最も高い視聴率になるようです。
ジャンルとしてはオフィス、ヒューマン系のロマンスドラマですね。
解離性同一性障害が素材になったドラマです。(多重人格障害と言われていたもの)
さすがシン・ヘソンというべきか、2つの人格をうまく演じたヒロインが高評価です。
イ・ジヌク、カン・フンら男性陣の評価も高いですね。
とはいえ、男主人公もヒロインもキャラクターのストーリーが弱く、感情移入しにくいとされる。
メインテーマだったはずの解離性同一性障害もいつの間にか消えるようですね。
序盤は新鮮で好評だった脚本ですが、次第に現実感のない誇張された展開で評価を下げてしまいました。
ちなみに脚本家ハン・ガラムの前作は「天気がよければ会いにゆきます」。
こちらは遅いストーリー展開で大衆性はありませんでしたが、マニア層を形成したドラマですね。
今作もキャストが良いので、ジャンルが好きなら見てみるのも良いのかもしれませんが。
脚本の評価が落ちていったとされるので、おすすめがしにくいところではある。