20年にMBCで放送された韓国ドラマの「夕食一緒に食べませんか」です。
主演にソン・スンホン、ソ・ジヘ、イ・ジフン、ソン・ナウン。
こちらはウェブトゥーンが原作のドラマになりますね。
15年にソ・ジソプとシン・ミナでドラマ化される話もあったようですが、編成の都合でご破算。(2人はオー・マイ・ビーナスに出た)
前作の「リセット」は評判の良いドラマですが最終回で4.5%。
とにかく視聴率の出にくい地上波放送局のMBCですが・・・。
「夕食、一緒に食べませんか」は初回6.1%ですから高めの数字がでましたね。
しかし、残念ながらこれが自己最高視聴率になります。
13話の1部で自己最低視聴率2.3%を記録。
最終回も4.3%に終わりました。
全話平均視聴率が3.9%ということで、同枠では1年前の「アイテム」以来の低視聴率になります。
低視聴率というだけならまだしも、明らかに視聴率が落ちたのがマイナスになりますね。
ソン・スンホン&ソ・ジヘ主演という話題作で、実際に悪くないスタートを切ったドラマですが。
視聴率が落ちたことからわかるように、やや物足りない評価となっています。
ドラマのテーマとしては「食べ物心理療法」ということですから、普通のラブコメとは違う差別化されたポイントがありますね。
ドラマタイトルからイメージできるように、主人公の2人はディナーメイトということですが・・・。
お互いのことをよく知らないのにディナーメイトになるという現実味のない設定。
ロマンスものの危機にありがちな初恋エピソードなど陳腐な設定も評価を落とした理由です。
タイトル的にもっとグルメっぽいドラマなのかと思ったら、そうではないみたいですね。
食品療法の話も最初の方だけみたいですし。
韓国ドラマは面白い作品が多いので、ありがちな設定になるとどうしても評価が下がっちゃいますね。
韓国の視聴者は見る目も厳しい。
ちなみに脚本には韓国を代表する大物脚本家のパク・ジェボム(グッドドクターとか熱血司祭)が関わっているようですね。
プロデューサーはソン・スンホン主演のヒット作「プレーヤー」と同じ人です。
それだけに期待も大きかったわけですが、高い期待に応えられたドラマではなさそうです。
ソン・スンホンは人気の俳優ですし、ソ・ジヘも「愛の不時着」で注目を集めた女優さんなので、ジャンルやキャストが好きなら見るのも良いかもしれません。
韓国では厳しい評価ですけど、日本ではそう悪いものでもなさそうですし・・・。
あまりおすすめはしにくいところ。