13年にMBCで放送された韓国ドラマの「奇皇后」です。
主演にハ・ジウォン、チュ・ジンモ、チ・チャンウク、ペク・ジニ。
奇皇后が放送されたMBC月火ドラマは当時、時代劇ジャンルが続けて放送されていました。
前作「火の女神ジョンイ」は大ヒットドラマ「グッドドクター」が競合になったこともあり、最終回9.6%と当時としては低めの数字。
奇皇后は初回11.1%というスタートでこれが自己最低視聴率。
13話で初の20%突破、37話で自己最高視聴率29.2%。
残念ながら30%までは伸びず、最終回51話は28.7%で終えました。
全話平均視聴率も21.9%とかなり高い数字です。
これだけの大ヒットドラマですから、視聴者の評判が良いのは当然ですが・・・。
一方で放送開始前から歴史歪曲議論があったことでも知られます。
ハ・ジウォンは実在の人物がモチーフですが、チュ・ジンモのキャラは仮想人物に変更。
ジャンル的にもフィクション史劇となっているのかな?
すべての登場人物が仮想キャラならともかく、そうでなかったので放送後も歴史歪曲や考証エラーの議論はあったようですが・・・。
日本の韓国ドラマ視聴者であれば、そこは気にしない人がほとんどなんじゃないかな?
ちなみに奇皇后というのは、歴史的には決して立派な人物ではないようですね。
ドラマの方はキャストの好演や早いストーリー展開など好評だったドラマです。
映像や演出に関しては今となってはいくらか古臭い印象にはなるでしょうけど、当時は評判も良かった作品ですね。
歴史歪曲議論があったとはいえ、韓国でも面白いと言われた人気ドラマです。
いまでも韓国ドラマで時代劇といえば「奇皇后」が代表作という印象ではありますね。
奇皇后ぐらいの大ヒットドラマになれば大衆性があるのは当然なので、ジャンル的に好きなら見てみると良さそうなドラマですね。