20年にMBCで放送された韓国ドラマ「その男の記憶法」を見ました。
主演にキム・ドンウク、ムン・ガヨン、キム・スルギ、イ・ジニョクら。
普段、僕が見ないジャンルのドラマになりますが、気になったので見てみました。
キャストも良いし、韓国での評価も良いドラマなので・・・。
その男の記憶法は、最初から最後まで穏やかなドラマという印象です。
韓国では折り返しを過ぎたぐらいで視聴率が下がったドラマなんですよね。
一方で話題性も高かったドラマなのですが、視聴率が下がるのもわかるし、マニア層を形成したというのもわかる。
僕は普段、スリラー系の刺激の強いドラマを見ることが多いので、穏やかなドラマで物足りなく感じるところはありました。
「盛り上がってきたー」と思ったら、特に変化はなく穏やかな感じで。
過去に見たドラマだと「家族です」と同じ印象だったかな。
良くできたドラマだとは思うけど、登場人物の心理を考えながら見るタイプの作品だから、僕のドラマの楽しみ方とは違う。
感情移入しながら見るというよりは、表面的な楽しさで見ているからな・・・。
韓国では若い女性に人気だったようなので、僕とは感性も違うでしょうからね。
ちなみに僕はキム・ドンウクとムン・ガヨンより、ムン・ガヨンとキム・スルギのケミが好きでした。
妹役のキム・スルギは実際にはムン・ガヨンより5歳も年上になりますが、しっかり者の妹という感じで、コミカルな演技もばっちりでしたね。
ムン・ガヨンの出演作は初めて見たのですが、彼女も良い女優さん。
見た目はモデル出身っぽいし、演技もうまそうには見えませんが・・・。
実際には子役出身で演技力にも定評のある女優さんですね。
「その男の記憶法」はムン・ガヨンの出世作になる。
僕は若手の人気女優が活躍するドラマを見ることが少ないので、なんだか新鮮だったし、好きな女優さんになった。
彼女が演じる明るいヨ・ハジンも良かったですが、記憶が蘇ったときのヨ・ハジンが印象的です。
その男の記憶法はOSTが良いドラマでしたね。
僕がいつも見るジャンルのドラマだとOSTが良いことは珍しいのですが、やはりロマンス系だとOSTが良いので満足。
一方で少数意見だとは思うのですが、OSTの歌詞が字幕で出るのが苦手だったかな。
僕は元々、歌詞を気にしないタイプなので歌詞に興味がないというのも理由ですが・・・。
それよりもOSTの歌詞がでると画面に集中できないので嫌でした。
当然、セリフなしのシーンなので画で見せるシーンになるわけですが、その画に集中できないので僕は満足度が下がる演出でしたね。
なんにしても「その男の記憶法」は、マニア受けするタイプのドラマだと思いました。
刺激が少ないタイプのドラマなので、どうしても好き嫌いはでると思います。
僕はキャストが好きだったので見続けることができたけど、離脱する人の気持ちもわかるかな。
ロマンスやコメディ以外にもスリラー要素もありましたが・・・。
こちらはいずれも結末があっけない印象なので、これも好き嫌いが分かれると思う。
キャラとOSTは良かった。
あとは穏やかな脚本が好き嫌いの分かれるところだと思うので、穏やかなドラマが好きな人は見てみると良いと思いました。