病院船

17年にMBCで放送された韓国ドラマ「病院船」です。
主演にハ・ジウォン、カン・ミンヒョク、イ・ソウォンら。

脚本は「ファン・ジニ」と同じユン・ソンジュ作家。
ハ・ジウォンがファン・ジニ以来11年ぶりに同作家とタッグを組むということでも注目を集めたドラマ。

病院船の視聴率は?

ハ・ジウォンは前作「君を愛した時間」の評価が悪く、興行不敗女優の名に陰りが見えてしまいました。
病院船は初回11.9%という好スタートを切って復活の兆しを見せたのですが・・・。

最高視聴率は6話の12.9%。
15話以降は視聴率二桁に乗せることもなく最終回も8.6%に終わってしまいました。




前作が「オー・マイ・ゴッド」という同枠最後の全話平均視聴率10%超えのヒット作。
病院船も全話平均9.4%と悪くはないのですが、折り返しを過ぎてから10%を超えたのが1度だけと不満の残る結果に。
せめて前半低調で後半にあげていれば印象も違ったのですが、落ちちゃったから。
ハ・ジウォン主演作ということを考えても物足りない数字となってしまいました。

病院船の評価は?

日本では案の定というべきか、ロマンスも推されているようですが・・・。
残念ながら韓国ではこのロマンスの部分の評判がよくありません。




カン・ミンヒョクは勢いのある若手とはいえ、主人公として実績のある俳優ではないですからね。
年齢も一回り年上になるハ・ジウォンの相手としては不足の印象も受けるでしょう。
2人のケミの評価が低くなっております。

ロマンスに関しては好き嫌いが分かれるのも仕方がありません。
一方で医学的におかしいところが多々あり評価を下げています。
もっとも目立つのが4話(2話2部)でハ・ジウォンが斧で腕を切り落とすシーンです。




少々医学的におかしいところがあるのは仕方がありません。
ですが、素人目に見えてもあり得ないシーンというのは不満につながります。

そこは「ドラマだから」と妥協する日本人と、ドラマでもリアリティを求める韓国人の違いなのかもしれませんね。
日本ではロマンス推しの告知になっているけど、それも仕方なしなのかもしれませんね。
メディカルドラマではなく、医者の恋愛ドラマだと思えば、楽しめるのかもしれません。

ハ・ジウォン自身は演技面で非常に評価が高いです。
ただメディカルドラマを期待して見た視聴者からしたら、脚本に不足を感じるみたいですね。
そしてカン・ミンヒョクのキャラが魅力に欠けるとの評価。




日本では必ずしも評価が低いわけではないので、キャスト目当てであれば見るのも良いのかもしれませんが・・・。
メディカルドラマを期待して見るドラマではないのかもしれませんね。

病院船の日本での評判や口コミのまとめ

以下Grokの引用記事です

肯定的な意見:

ハ・ジウォンの演技: ハ・ジウォンの抑えた演技が印象に残り、彼女の存在感がドラマを支えていると評価されています。彼女が2年ぶりのドラマ主演ということもあり、その健在ぶりを印象づける秀作と称されています。

新鮮な設定: 病院船という舞台設定が新鮮で、医療ドラマとしてだけでなく、ヒューマンドラマやラブストーリーとしても楽しめると好評です。島民たちとの交流や医師たちの成長が描かれており、視聴者の心を温める要素が多いです。

キャストの相性: ハ・ジウォンとカン・ミンヒョクの相性が良く、恋愛経験ゼロの天才外科医と年下の内科医のピュアなラブストーリーが魅力的だとされています。

視聴者の感動: 医師たちの奮闘や患者の命を救うための努力に感銘を受ける視聴者も多く、感動的なシーンがたくさんあると評価されています。

批判的な意見:

展開の予測可能性: 物語の展開が予測できる範囲内で、大きなサプライズや衝撃的なエピソードが少ないため、物足りなさを感じる声もあります。

ドラマのペース: 地上波放送ではCMが多いため、ストーリーの流れが切れてしまい、視聴体験が損なわれるという意見もあります。また、地上波ではカットが多く、物足りないと感じる人もいます。

恋愛要素の盛り込み: ラブ要素が盛り込まれている一方で、恋愛の展開がじれったく感じる人もいます。特に、ハ・ジウォンとカン・ミンヒョクの年齢差がリアルに感じられず、恋愛関係に違和感を持つ視聴者もいました。

総評:

「病院船」は、医療ドラマとしての新鮮さと、ヒューマンドラマとして深みのあるストーリーが評価されている一方で、展開の予測可能性や恋愛要素のリアリティに欠ける部分が指摘されています。ハ・ジウォンとカン・ミンヒョクの演技や相性が作品を支え、視聴者の心を動かすシーンも多いため、医療ドラマ好きや心温まる物語を求める視聴者には特に楽しめる作品です。ただし、ドラマのペースや展開に一貫性を求める人にとっては、少し物足りなさを感じるかもしれません。全体として、肯定的な意見が多く、韓国ドラマファンにはおすすめできる作品ですが、好みによっては批判的な視点も存在します。