韓国ドラマ「私のおじさん」の主人公であるドンフン(イ・ソンギュン)です。
私のおじさんはドンフンとジアン(IU)のラブラインが、どうとも解釈できる点が魅力の1つです。
ただジアンのドンフンへの感情と違い、ドンフンのジアンへの感情は恋愛要素がないように見えますが・・・。

ドンフンに恋愛感情はないのか

ドンフンとジアンの間には親子ほどの年齢差があります。(45歳と21歳)
そして作中のドンフンはジアンの保護者の立場で接しているように描かれていますね。




ドンフンはジアンと親しい関係になっても下心のようなものは見せないし、関係をからかわれると怒るぐらいです。
普通に考えれば二回りも年齢差がある部下に恋愛感情を抱くということはないのかもしれません。
あったとしても気持ちを抑え込むものでしょう。

そんなドンフンが作中で唯一と言っていい、ジアンに対して特別な感情を感じさせるシーンが7話にあります。
それが、行きつけのお店で「ジアンが来ていなかったか」とマスターに聞くシーンですね。




このときのドンフンはユニが不倫していることを知り、気持ちが落ち込んでいる時期です。
そんなときにジアンと一緒に飲みたいという感情がでたのですから、ジアンに対してまったく好意がないわけではなかったことがわかる。
(直後に笑いあう名シーンもある)

最終回でドンフンの気持ちに変化?

先にも言いましたが、ドンフンはジアンに恋愛感情を抱いていたとしても、それを表に出せない立場です。
ジアンは会社の部下で親子ほどの年齢差があるし、なによりドンフンには中学生ぐらいの息子がいる。
一切、浮ついた気持ちを見せないのは凄いことではありますが、そういう立場でもありますからね。




しかし、最終回ではそれらの立場がなくなりました。
もう会社の部下ではないし、息子も成長して近い将来離婚のハードルが下がります。(既に離婚したと解釈もできる)
かつてはジアンの保護者のような立場だったけど、ジアンも立派な大人になったので大人同士の付き合いができます。

元々ユニとは仮面夫婦だし、ユニにも稼ぐ力はあるし、最終回は離婚を暗示しているようなシーンもあるので離婚するのでしょう。
そんな中でジアンに変わらず好意を向けられれば、ドンフンの気持ちも変化すると思う。




最終回で再会したときのドンフンは、人が変わったような笑顔を見せているからな。
「笑顔で再会」という伏線の回収とも言えるけど、ドンフンのジアンへの感情の変化と見ることもできます。

ジアンに食事をごちそうしてもらう約束もしたし、そのときのドンフンは笑顔というよりニヤケ面にも見える。
僕はジアンとドンフンの立場が変わり、ジアンはドンフンに恋愛感情はなくなったけど、ドンフンがジアンに恋愛感情を抱いた。
そういうエンディングだったと解釈したいです。