韓国ドラマ「シスターズ」の登場人物であるパク・ジェサンです。
ジェサンを演じているのはオム・ギジュン。
キャストがキャストなので、チュ・ダンテというニックネームがありますね。
※ネタバレ表現あり
オム・ギジュンが演じた「ペントハウス」のラスボス、チュ・ダンテに似ている印象を受けるパク・ジェサンです。
ただ実際のところはオム・ギジュンがチュ・ダンテのイメージが強すぎるだけで、そこまで似ているというわけではありません。
まずチュ・ダンテは絶対的な権力者ですが、パク・ジェサンは政界に踏み入れたばかり。
その立場には圧倒的な違いがあります。
そしてチュ・ダンテに比べると穏やかな性格で、怒鳴ったり部下を殴ったりはしない。
チュ・ダンテはよく怒鳴りましたが、オム・ギジュンがミュージカル出身俳優ということもあり、怒鳴り声が非常にきれいで話題になりました。
パク・ジェサンもいつ怒鳴るのかと期待していただけに、怒鳴るシーンがなかったのは拍子抜け。
部下を殴らない件に関してはコ室長がペントハウスのチョ秘書と違って仕事のできる人間だったという理由はあるかもしれません。
パク・ジェサンがコ室長を怒るシーンがありましたが、それでも暴力はふるいませんでしたね。
パク・ジェサンもチュ・ダンテも殺人シーンを中継されるという点は同じです。
墜落死を遂げるところも同じではあるのですが、パク・ジェサンは自ら飛び降りた点が違う。
なによりも違うのはパク・ジェサンの悪行の理由です。
外では良い顔をしながら、家庭では暴力をふるう点はチュ・ダンテに似ているように思えますが・・・。
実際にはサイコパスである妻の暴走を食い止めていたという。
ファヨンが死んだ日にファヨンの家に行ったのも、サンアがやらかした後始末のためと思われる。
パク・ジェサンも殺人犯なので、極悪人に変わりはないですけどね。
ただ、ラスボスかと思いきやフェイクだったので印象は違う。
死に方も殺されたわけではなく、自ら死んだというのも衝撃的だったな。
しかも市長選に当選した直後ですから、あの世界ではパク・ジェサンの死を悲しむ人もたくさんいたわけです。
そこは意外ではありますが、それくらい対外イメージは良い人物だったということですね。