22年の韓国ドラマ「シスターズ」を見ました。
主演にキム・ゴウン、ナム・ジヒョン、パク・ジフら。
僕の好きなミステリー、犯罪捜査系の好きなジャンルです。
楽しく見ることができたドラマですね。
シスターズは中心人物たちが過去の好きなドラマに出ていた人たちだったのが良かったです。
「リセット」のナム・ジヒョン、「凍てついた愛」のチュ・ジャヒョン、パク・ジフ、「ペントハウス」のオム・ギジュン、「パンドラの世界」のオム・ジウォン。
カン・フンもけっこう好きだったウェブドラマ「こんな花のようなエンディング」の人だったし。
キム・ゴウンとウィ・ハジュンの出演作は初めて見たのですが、2人とも良かったです。
ウィ・ハジュンに関してはキャラクターに思うところはありますが、キム・ゴウンは文句なしに良かったですね。
彼女の演じるオ・インジュは今作のMVPです。
没入度も高く楽しめたドラマです。
最初の方は面白くないドラマが多いなか序盤から楽しめたタイプのドラマで、この点も好印象。
一方で1話2話を見てからの期待感を超えることはなかったと言えます。
悪役のオム・ギジュン、オム・ジウォンは良かったのですが、肝心の秘密結社「情蘭会」の魅力が低かった。
構成員が高齢者メインなので規模も大きくなく、国家転覆を狙うような組織でもなかったので、物足りなさがあったかな。
犯人の証拠でしかないものを自ら事件現場に残していたという点もお粗末でした。
また、思ったよりロマンスを推してこなかったというのは良かったですが・・・。
そうは言ってもミステリアスな万能キャラであるチェ・ドイルが味方にしか思えなかったからな。
彼が裏切るかもしれないという緊張感がないし、ピンチになっても助けてくれるんだろうなという気しかしなかった。
その点は惜しいところです。
暗い雰囲気のドラマだし、興行を考えてもロマンスを入れるのはわかりますけど。
ジャンルの特性上、せめてチェ・ドイルはロマンスのないキャラの方が良かった気がする。
ウィ・ハジュンが魅力的だったので余計に惜しいところ。
まあ、ロマンスの比重は許せるギリギリラインかな。
脚本で物足りないところはあったけど、キャラクターの魅力があり楽しめたドラマです。
地味に評価の高いキャラがヒョリン。
いじめっ子かと思いきや、悲劇的な女の子だったので。
情蘭会も含めて、普通のドラマとは差別化されているところは良かったです。
序盤で感じた期待値を思うと物足りなさもありますが、それでも楽しめたドラマですね。
韓国でも話題性が高かったドラマですし、ジャンルやキャストが好きなら見てみるのをおすすめしたいドラマです。