「問題物件」は、2025年1月15日にフジテレビ系列の「水曜22時枠」で放送開始された日本の連続ドラマで、上川隆也が主演を務める不動産ミステリーです。
原作は大倉崇裕の小説で、自殺やポルターガイスト、失踪などの奇妙な事件が起こる物件の謎を、不動産調査員・犬頭光太郎と若宮恵美が解き明かすストーリーが特徴です。
第1話「借りたら必ず死ぬ部屋」では、5人連続で自殺したとされる事故物件の真相に迫る展開が描かれました。
以下に、第1話の感想や口コミを肯定的な意見と批判的な意見に分けて詳しくまとめ、最後に総評をお届けします。
不動産ミステリーという珍しいテーマが新鮮で面白い。事故物件を扱うドラマなんて今まで見たことがなくて、引き込まれた。
「借りたら必ず死ぬ部屋」という題材が不気味で好奇心をそそる。ミステリー好きにはたまらない設定だ。
現実の事故物件や心霊現象を連想させるストーリーが、身近に感じられてゾクゾクした。
上川隆也の犬頭光太郎が破天荒で魅力的。頭が切れてユーモアもあるキャラが彼にぴったりで、見ていて楽しい。
犬頭の推理力と行動力がカッコいい。謎解きの過程が鮮やかで、主人公として頼もしい存在感がある。
上川隆也の独特な演技が光っていて、シリアスとコメディのバランスが絶妙。期待以上のパフォーマンスだった。
シリアスな題材なのにコメディ要素が強くて笑える。重くなりすぎず気軽に見られるのが良い。
犬頭と恵美の掛け合いがコミカルで、ミステリーに軽快さをもたらしている。テンポが良くて飽きない。
トリックが少し荒唐無稽でも、エンタメとして楽しめる雰囲気がある。肩肘張らずに見られるのが魅力だ。
内田理央の若宮恵美が可愛くて応援したくなる。心霊嫌いなのに頑張る姿が共感できる。
宮世琉弥の大島雅弘がミステリアスで、車椅子の室長という設定が興味深い。今後の活躍が楽しみだ。
犬太という愛犬が登場するのも癒しポイント。キャスト全体の個性が際立っていて良かった。
自殺に見せかけたトリックが意外で、真相が明らかになる瞬間が爽快だった。ミステリーとしての満足度が高い。
初回から「次はどうなるんだろう」とワクワクさせる終わり方。続きが気になる引きがしっかりある。
物件にまつわる怪奇現象が実は人間の仕業という展開が面白い。現実的な解決策に納得感があった。
事故物件の不気味な雰囲気がよく出ていて、映像のトーンがミステリーに合っている。引き込まれるビジュアルだ。
主題歌「Buddy」がドラマの雰囲気を盛り上げてくれる。音楽と映像のマッチングが良い。
初回15分拡大でたっぷり楽しめた。物語の導入として十分なボリュームと情報量があった。
トリックが大味すぎて納得できない。工事の振動で窓が閉まるなんて無理やりすぎる展開だ。
不動産ミステリーというアイデアはいいけど、ストーリーが薄っぺらくて期待外れ。もっと深い謎解きが欲しかった。
自殺が連続する部屋の設定は面白いのに、解決が単純すぎて拍子抜けした。もっと複雑にしてほしかった。
若宮恵美がうるさすぎてイライラする。喋りすぎるキャラがミステリーの雰囲気を壊している。
犬頭光太郎の破天荒さが過剰で、リアリティがない。現実の調査員とはかけ離れすぎている。
脇役が個性的すぎて逆に浮いてる。特に室長の大島雅弘が何をしたいのか分からない。
コメディ色が強すぎてミステリーの緊張感が薄い。もっとシリアスに徹してほしかった。
笑いを取ろうとする場面が不自然で、ストーリーに集中できない。軽すぎるノリが合わない。
事故物件という重いテーマなのにふざけすぎていて、感情移入しづらい。
説明が冗長でテンポが悪い。初回なのにダラダラした部分が多くて退屈だった。
トリックの種明かしが強引で、視聴者をバカにしてるのかと思うほど雑。脚本にもう少し工夫が欲しい。
事故物件の怖さが中途半端で、心霊かミステリーかどっちつかず。方向性が定まってない感じがする。
上川隆也主演ならもっと重厚なドラマを期待してたけど、軽いコメディでがっかり。もったいない。
不動産ミステリーという触れ込みに惹かれたのに、実際はありきたりな展開で新鮮味がなかった。
第1話で離脱したくなるほどつまらない。次を見たいと思える要素が少なすぎる。
ミステリーファンには物足りないし、コメディ好きにも中途半端。誰向けのドラマなのか分からない。
心霊現象が苦手な恵美の設定が活かしきれていない。もっとその葛藤を掘り下げてほしかった。
ドラマ全体のトーンがブレていて、視聴者を置いてけぼりにしてる印象だ。
「問題物件」第1話は、不動産ミステリーという斬新な切り口と上川隆也の個性的な演技を武器に、視聴者に新しいドラマ体験を提供しようとした意欲作です。
肯定的な意見では、「借りたら必ず死ぬ部屋」というユニークな設定や、犬頭光太郎の破天荒な魅力、コメディとミステリーの軽快な融合が好評で、特にエンターテインメント性を求める層には楽しめる要素が詰まっています。
キャストの掛け合いや主題歌、事故物件の不気味な雰囲気を楽しむ声も多く、初回としての話題性や次回への期待感は十分に感じられる仕上がりでした。
TVerでの再生数が100万回を突破したという数字も、その注目度の高さを物語っています。
しかし、批判的な意見からは、トリックの現実味の薄さやストーリーの深み不足、コメディ要素の過剰さが目立つとの指摘が。
事故物件という重いテーマを扱いながらも、シリアスさと軽さが中途半端に混在し、ミステリーとしての緊張感や納得感が損なわれていると感じる視聴者も少なくありません。
キャラクターの描き方や演出のテンポにも不満が寄せられ、「期待したほどではなかった」という失望感が一部に広がっています。
特に、本格的なミステリーや重厚なドラマを求める層には、物足りなさが残るスタートとなったようです。
総合的に見ると、第1話はユニークなコンセプトとキャストの魅力で視聴者を引きつける一方、ストーリーや演出の詰めが甘く、人を選ぶドラマという印象を与えました。
個人的には、上川隆也のエネルギッシュな演技と不動産ミステリーというアイデアに惹かれつつも、トリックの強引さやコメディの押し出しが気になりました。
それでも、初回としての役割は果たしており、今後の展開でミステリーの深みやキャラクターの成長が加われば、さらに面白くなる可能性を秘めています。
気軽に楽しみたい人にはおすすめですが、骨太なドラマを期待するなら様子見が賢明かもしれません。
第2話以降の進化に期待しつつ、まずはこの独特の世界観を味わってみるのも一興でしょう。