
24年の韓国ドラマ「マイ・ミリタリー・バレンタイン」です。
主演にナム・ギュリ、キム・ミンソクら。
ウォノ、ドラマ「マイ・ミリタリー・バレンタイン」のOSTを本日リリース…繊細な表現力に注目https://t.co/pIHdNYfXQH
— Kstyle (@Kstyle_news) September 15, 2024
マイ・ミリタリー・バレンタインのOSTまとめ
415「It’s about you」
キム・ミンソク,KEITA,ムン・ヒョンビン「Mirroring」
SLAY「Only You」
ウォノ「Steps」
マイ・ミリタリー・バレンタインの感想や口コミのまとめ
肯定的な意見
1. キャストの魅力と演技力
キム・ミンソクが演じるロイドのアイドルらしい軽快さとミリタリーオタクというギャップが視聴者を惹きつけていると好評です。「『太陽の末裔』で見せた軍人役とはまた違った魅力があって、新鮮だった」という声が多く、彼のコミカルさと真剣さのバランスが絶妙だと称賛されています。
ナム・ギュリ演じるヨンオクの凛とした軍人像も高評価。「北朝鮮のエリート軍人というハードな役をしっかり演じきっていて、アクションシーンもかっこいい」との意見が目立ちます。特に、彼女のクールな表情とロイドとの掛け合いが「化学反応を生んでいる」と感じる視聴者が多いです。
ソン・ジェリムのテロ組織リーダー、ジェフン役も「ミステリアスで魅力的な悪役」として支持されており、三角関係の緊張感を高めていると好意的に受け止められています。
2. ユニークなストーリー展開
南北統一という架空の設定を背景に、アイドルと軍人が絡むストーリーは「斬新で面白い」と評価されています。「ありえない設定だけど、意外と引き込まれる」という声や、「南北の対立と協力を描きつつ恋愛要素を織り交ぜたバランスが良い」との感想が寄せられています。
テロ事件やアクションシーンがストーリーに緊張感を与え、「単なるラブコメじゃなく、サスペンス要素も楽しめる」と多面的な魅力を感じる視聴者もいます。
3. ロマンスのドキドキ感
ロイドとヨンオクの最悪な出会いから始まる関係性が徐々に変化していく過程が「胸キュン」と好評。「最初はお互いを嫌っていたのに、少しずつ惹かれ合う姿がたまらない」という声や、「軍隊という特殊な環境での恋愛が新鮮でときめいた」との意見が目立ちます。
三角関係にジェフンが加わることで、「誰を応援するか迷うほど感情が揺さぶられる」と視聴者の心をつかんでいるようです。
4. ビジュアルと演出
「キャストのビジュアルが全員高レベルで、画面が華やか」との声が多く、特にロイドのアイドルらしい衣装やヨンオクの軍服姿が「目の保養」と称賛されています。
アクションシーンの演出も「迫力があって見ごたえがある」と好評で、テロ組織との対決シーンは「映画みたいなクオリティ」と感じる人もいます。
5. 南北テーマへの共感
南北統一というテーマに感情移入する視聴者も一定数おり、「平和への願いが込められているようで感動した」という意見や、「現実では難しいことをドラマで描いてくれるのが面白い」との声が聞かれます。
批判的な意見
1. 脚本の浅さやリアリティの欠如
「設定がぶっ飛びすぎてて現実味がない」と感じる視聴者が多く、「アイドルが軍に入隊して北朝鮮の軍人と恋愛するなんてありえない」とストーリーの無理矢理感を指摘する声が目立ちます。
脚本が「中盤から失速した」「展開が雑」と批判されることもあり、特にテロ組織の動機や背景が「掘り下げ不足で薄っぺらい」と感じる意見が散見されます。
2. キャストの演技に対する不満
ナム・ギュリについては「演技が硬い」「感情表現が物足りない」との声があり、「軍人らしいクールさは出ているけど、ロマンス部分での柔らかさが足りない」と評価する人もいます。
キム・ミンソクも「アイドル役がちょっとわざとらしい」「コミカルすぎてシリアスな場面で浮いてる」と感じる視聴者が一部に存在します。
3. ロマンスとアクションのバランスの悪さ
「ラブストーリーに重点を置きすぎてアクションが中途半端」「逆にテロ絡みのサスペンスが強すぎて恋愛が薄い」と、どちらの要素も中途半端に感じる批判があります。「どっちつかずで感情移入しにくい」との声も。
三角関係についても「ジェフンが絡む必要あった?」と疑問視する意見があり、無理やりな展開に感じる人もいます。
4. 視聴率や人気の低さ
「誰も観てない」「話題にならない」との声が一部で上がり、配信プラットフォームが限られていることもあって「知名度が低い」と感じられています。「Vikiでしか見られない時期が長くて見る気が失せた」という意見も。
日本での放送開始後も「期待したほど盛り上がってない」との感想があり、口コミ自体が少ない点も批判的に捉えられています。
5. テンポや長さへの不満
「数十分でリタイアした」という声や、「話がダラダラしてて飽きた」とテンポの悪さを指摘する意見があります。全12話という長さに対して「もっとコンパクトにできたはず」と感じる人も。
「最初の出会いまでは面白いけど、その後の展開が遅すぎる」と、視聴者を引きつける力が弱いとの批判も見られます。
総評
「マイ・ミリタリー・バレンタイン」は、韓国ドラマらしいロマンスとアクション、そして南北統一というユニークなテーマを融合させた意欲作です。
肯定的な意見では、キャストの魅力やビジュアル、斬新な設定、ドキドキする恋愛模様が強く支持されており、特にキム・ミンソクとナム・ギュリの化学反応やアクションシーンのクオリティが視聴者を楽しませています。
南北という対立構造の中で愛や協力が生まれる展開は、韓国ドラマならではのエモーショナルな魅力を持ち、ライトなラブコメやサスペンスを求める層には一定の満足感を与えているようです。
一方で、批判的な意見からは、脚本の浅さやリアリティの欠如、バランスの悪さが浮き彫りになっています。
設定の奇抜さが逆に受け入れられず、ストーリーやキャラクターの掘り下げ不足が感情移入の妨げになっているケースも多いようです。
また、テンポの遅さや中途半端な展開が視聴者を離れさせる要因となっており、人気や話題性が伸び悩んでいる印象も否めません。
総合的に見ると、このドラマは「新しい挑戦を楽しめる人」には刺さる一方で、「王道の韓国ドラマを求める人」には物足りなさが残る作品と言えるでしょう。
キャストのファンや南北テーマに興味がある視聴者にはおすすめですが、深いストーリーや完成度を重視する場合は期待を調整する必要がありそうです。
平均スコアがFilmarksで3.0点(一部レビューでは1.0点)と低めなのも、賛否が分かれる現状を反映していると言えます。
個人的には、設定のユニークさとアクションの爽快感は楽しめるものの、後半の展開力に課題を感じる作品で、軽い気持ちで観る分には悪くない選択肢だと思います。