
韓国ドラマ「財閥家の末息子」の登場人物であるイ・ピルオクです。
ピルオクを演じているのはキム・ヒョン。
チン・ドジュンの祖母であり、チン・ヤンチョルの妻ですね。
※ネタバレ表現あり
反転キャラのピルオク
ピルオクといえば、なかなかの反転キャラでした。
財閥の中で唯一と言っていい、ドジュンの味方でしたが・・・。
夫と孫(ドジュン)を殺そうとしてしまった。
スニャングループをドジュンに継がせることが許せなかったピルオク。
孫といっても、ドジュンの父親はヤンチョルが浮気して作った子供なのでピルオクと血のつながりはありません。
それでも実子と同じように、大切に育ててきたピルオク。
ですが、それまでヤンチョルに尽くしてきた人生が無駄になったと怒ってしまったわけです。
殺人教唆という罪を犯したのはいけませんが、夫を許せないのは無理もない。
夫と浮気相手の子供を我が子と同じように育てるなんて、普通はできないことですからね。
ですがスニャングループという財閥の妻として、世間の目もあり、大切に育ててきたのでしょう。
殺人教唆を犯したのもいけませんが、証拠を残しすぎたのもダメだった。
さらには捜査に追い込まれるとドジュンにスニャン生命の株を簡単に渡した。
結果、この行動が我が子をも追い込み、スニャンの経営権を失うことにつながりました。
反転キャラとしての魅力はあったけど、あっさり没落したのは残念なところ。
中ボスぐらいの格はあったはずなのに、失態を犯しすぎた。
現代に登場しないところを見ると、逃亡先の海外で死んだと思われる。
実は若いピルオク
個人的に驚いたのがピルオクを演じているキム・ヒョンの年齢です。
当時51歳ということで、長男の嫁を演じているキム・ジョンナンと同い年です。
長男役のユン・ジェムンは1歳年上・・・。
会長を演じているイ・ソンミンは認知度もあるし、息子役のキャストと年齢が大差ないことはわかりましたが。
ピルオクも実年齢が随分と若い女優さんが演じていたんですね。
これはキム・ヒョンが老け顔というわけではなく、特殊メイクだけで2時間はかかったのだとか。
会長役のイ・ソンミンも高齢の役を演じたわけで、同じように老け顔メイクが大変だったと思われる。