21年にKBSで放送された韓国ドラマの「赤い靴」です。
主演にチェ・ミョンギル、ソ・イヒョン、パク・ユンジェ、シン・ジョンユンら。
韓国版のメインビジュアルはかっこいいのに日本版はダサい。
邦題が原題のままなのは良いことですが、メインのビジュアルもそのままにしてほしいわ。
前作は「ミス・モンテクリスト」で自己最高視聴率は17.6%と低め。
赤い靴は12.8%でスタートし、26話で前作の自己最高視聴率17.6%に並んでいます。
その後も16~17%台で推移し、最終回で自己最高視聴率の19.6%。
惜しくも20%を記録することができませんでしたね。
全話平均16.1%というのは当時の同枠ドラマとしては悪くない数字です。
ちなみにこのドラマ枠は月~金の20時台に放送され、中高年の固定視聴者層も多いとされる枠ですね。
一見、かなり高い視聴率なのですが、ミニシリーズと連続ドラマでは視聴率の見方もかわってきます。
赤い靴はKBS版ペントハウスとの声もあるドラマになります。
「KBS版ペントハウス」と言われると、けっこう凄い人気のドラマみたいに聞こえますが。
犯罪系のドラマであり、キャラの性格の悪さなどがペントハウスと比較されます。
夕食の時間帯に放送されるわけですが、家族で見るドラマとしてはどうなのかという疑問もある。
ただ同枠としては高めの数字がでたことからもわかるように、展開も早くて序盤は良い評価を受けたドラマになります。
問題なのは終盤で、急展開で終えたラストの評判も良くないですね。
また中盤も苦しい展開が続くところはマイナスになります。
キャストの演技面の評価は高くて、特にベテラン女優のチェ・ミョンギルですね。
最終回もチェ・ミョンギルの演技は良い評価を受けています。
彼女は近年の出演作がパッとしないのですが、本人の演技はいつも好評だ。
ちなみに、似ているドラマとしては同枠の「名前のない女」があるようですね。
それなりに話題性もあったドラマなので、連続ドラマを見る人は見てみるのも良さそうなドラマです。