16年から17年に放送された韓国ドラマ「浪漫ドクター キム・サブ」です。
主演にハン・ソッキュ、ユ・ヨンソク、ソ・ヒョンジンら。
韓国を代表する医療ドラマですね。
前作は最終回で11.3%を記録した「麗<レイ>」です。
キム・サブは初回から9.5%という高めの数字でスタートしていますね。
2話で早くも二桁突破となる10.8%。
視聴率は右肩上がりで、8話で20%を超え、最終回で自己最高視聴率27.6%。
平均視聴率も20.4%と20%超えですからね。
平日のドラマでこれだけの数字を残すのは本当に凄い。
脚本家のカン・ウンギョンは「製パン王 キム・タック」や「家族なのにどうして」などでお馴染みの大物作家ですね。
キャストはなんといってもハン・ソッキュです。
ユ・ヨンソクとソ・ヒョンジンも当時勢いのある俳優さんですが、キム・サブはハン・ソッキュのドラマと言われる作品です。
ややオーバーなところがあり、やかましいドラマという批判もある作品でもある。
腹の立つキャラクターも目立つドラマではあるわけですが、そういう人がいることでよりスッキリ感が出るドラマでもある。
そういう意味で大衆性はあったドラマになりますね。(高視聴率なんだから当たり前だけど)
偶然の重なりが多いことなど、蓋然性という面でも指摘されているところがあります。
医学的に嘘を描いてもらっては困りますが、そういうわけではないみたいですからね。
面白さを演出するためには当然のところでもある。
これだけの大ヒットドラマということは見る人が多いだけ、どうしても批判的な声もあるわけで、好き嫌いの問題でしょう。
興行だけでなく作品性も高く評価されているドラマになりますね。
ちなみに20年に放送されたシーズン2も大ヒット。
22年にはシーズン3も放送されました。
浪漫ドクターキム・サブは韓国を代表するメディカルドラマです。
ジャンル的に差別化が難しいのですが、それでもハン・ソッキュのカリスマ性で差別化にも成功したと言われる大作です。
医療ドラマが好きな人は見るしかないようなドラマでしょうね。