21年から22年にKBSで放送された韓国ドラマの「トキメク君との未来図」です。
主演にキム・ヨハン、チョ・イヒョン、チュ・ヨンウ、ファン・ボルムビョルら。

原題は「学校2021」で、学校シリーズの第8作目になります。

トキメク君との未来図の視聴率は?

初回視聴率は2.8%でスタートした「トキメク君との未来図」です。
歴代の学校シリーズで最も低い視聴率でのスタートになりました。
しかも初回が自己最高視聴率。

2話で1%台まで落ち、10話で自己最低視聴率1.3%を記録。
最終回は1.6%となっています。
2%台を記録したのは計3話だけですから視聴率的にはかなり低くなります。




基本的に学校シリーズは10代の若者をターゲットにしているドラマなので、視聴率がでないのは仕方がない・・・。
そうはいっても歴史あるシリーズものなので寂しい結果となってしまいました。
ちなみに主演の4人は99年生まれで、これは初の学校シリーズが放送された年になる。

トキメク君との未来図の評価は?

今作はKBS以外で放送される可能性も示唆されたドラマです。
結局はKBSで放送され「学校2021」というタイトルになっていますが、過去の学校シリーズとは大きく違うドラマとなっています。
それが邦題からイメージできるように学園ロマンスドラマになっていることです。(邦題は過去作もロマンス系だけど)

学校シリーズは文字通り学校内の問題を扱ってきたドラマで、社会問題などもテーマにしてきたドラマになります。
「恋するジェネレーション」、「恋するレモネード」といった変な邦題の印象とは違い、過去の学校シリーズは緊張感のあるところもあり。
それが「トキメク君との未来図」は穏やかなストーリーになったので、好き嫌いは分かれるところになります。




最終的には緊張感のあるくだりもあるわけですが、序盤で離れた視聴者もいるでしょう。
ただ、映画のような演出は高評価ですね。
前作は17年のドラマですから、いまとは演出の差もかなりもあるでしょう。
ちなみに、この手のドラマには必須とも言える、不良少年が登場しないという特徴があります。

近年は学園ロマンスドラマも減っていますからね。
学園ドラマといえば短編のウェブドラマが主戦場になってきており、そうなるとクオリティも低くなりがちです。
貴重なテレビドラマでの学園ロマンス系なので、ジャンル的に好きなら見てみるのも良さそう。