
24年の韓国ドラマ「白雪姫には死を」を見てみました。
主演にピョン・ヨハン、コ・ジュン、コ・ボギョル、キム・ボラら。
原作はドイツの大ヒット小説になります。
白雪姫には死をは面白い
個人的に好きなジャンルのドラマですが、没入度が非常に高かったドラマになります。
ただし、序盤に関しては苦しい展開。
冤罪で服役し出所してきた主人公が事件の真相に迫るストーリーですが、序盤は刑事との衝突が多かったですからね。
ピョン・ヨハンとコ・ジュンが良い関係になってからは目が離せなくなりました。
また、今作は絶対的なラスボスがいるドラマではありませんでした。
複数人の悪役の思惑が重なり大きな事件が生まれたということで。
ストーリーとしては決して難しいものではないですし、完成度の高い脚本に感じました。
個人的にはカリスマ性のある悪役が活躍するドラマが好きなのですが、これはこれで悪くはない。
もう少し比重があってほしい悪役はいたのですが、マイナス評価とまでは言わない。
MVPはコ・ジュンに
今作のMVPは主人公のピョン・ヨハンですが、彼をあえて外すならコ・ジュンを推したいところ。
序盤の苦しい展開は彼の言動が大きな理由でしたが、それも必要な要素でしたからね。
悪役を演じることの多いコ・ジュンが、変身演技を見せて話題になったドラマでもあります。
ミスティのコ・ジュンは役にあっていない気がしたけど、今作は役にあっていて良い感じでした。
その他、コ・ボギョルの変身演技、クォン・ヘヒョの悪役も良かったです。
個人的にはペ・ジョンオクにもっと活躍してほしかったのですが、キャストはいずれも良かったです。
コ・ボギョルももっと比重があればMVPでもよかったんだけど、少し惜しいキャラ。
それと、僕はピョン・ヨハンの出演作を初めて見たのですが・・・。
かなりかっこよくていい感じでしたね。
僕は男性キャラの泣くシーンはあまり好きではないのですが、彼は気にならなかった。
主人公のキャラを完璧に消化していたと思う。
なんにしても良く出来たドラマだと思うし、楽しめた作品です。
悪役たちがそれぞれ、うまく描かれていたと思う。
悪人だけど良い顔も見せるキャラクターもいて、いろんな人間性が描かれたドラマですね。