21年から22年にJTBCで放送された韓国ドラマの「スノードロップ」です。
主演にチョン・ヘイン、ジス、ユ・インナ、チャン・スンジョ。

BLACKPINKジスの実質デビュー作で、制作陣も大ヒットドラマの「SKYキャッスル」と同じことから早くから注目されたドラマですね。

スノードロップの視聴率は?

前作「調査官ク・ギョンイ」が最終回2.3%という視聴率。
20年の「夫婦の世界」以降、いまいち視聴率がでないJTBCです。

「スノードロップ」の初回視聴率は2.98%ですから及第点と言えますね。
そして2話で3.89%を記録していますが、これが自己最高視聴率。
序盤2話で最高視聴率というのは悪い傾向です。




3話で1%台に落ちると4話で自己最低視聴率の1.68%。
中盤は持ち直して3%台も記録し、最終回は3.39%で終わっています。

3%台を記録すれば悪くないと言いたいところではありますが、平日ならともかく土日のドラマだしな・・・。
ジス&SKYキャッスル制作陣という注目度を考えても低い視聴率です。
低いなりに終盤で最高視聴率を記録すれば印象も違うんですけどね。

スノードロップの評価は?

「スノードロップ」は「SKYキャッスル」でお馴染みの脚本家ユ・ヒョンミの作品ということで。
評価の推移もほとんどSKYキャッスルと同じなんですよね。

まず序盤は好き嫌いが分かれる評価となっています。
ここらへんはロマンス系のエピソードが中心だったようですね。




5話以降はサスペンス系のまったく別のようなドラマになり評価を上げています。
このあたりはさすがユ・ヒョンミ脚本と言ったところでしょうか。
SKYキャッスルも前半はイマイチだけど、どんどん面白くなって評価を上げました。

そして肝心の最終回ですが、やはり評判が悪いですね・・・。
このあたりもSKYキャッスルと同じ。
竜頭蛇尾と言えるほど竜頭なのかは微妙ですが、最終回の展開はイマイチだったようですね。

チョン・ヘインとジスのロマンスも、サスペンス系のエピソードが中心になってくると感情移入も難しくなってきたようですし。
なによりジスの演技面も評価が悪いみたいですね。
IUとかペ・スジとかファン・ジョンウムらアイドル出身の女優さんは、みんな最初は演技面の評判が悪いものですし。




スノードロップは放送前から歴史歪曲議論が盛んだったので、現地ではとっつきにくい印象にもなったんじゃないかな。
そういう意味でも視聴率で不利だったと思うし、歴史歪曲に関心が薄い海外の反応に期待ですかね。

実際に韓国では評価が厳しくても海外では悪くない評価を受けているようです。
ジス主演作なので海外興行にも期待できます。

ただ韓国では評価がイマイチですし、脚本家の過去作からして最終回がイマイチなのは間違いなさそう。
そこらへんは覚悟して見た方がよさそうなドラマですね。