23年にJTBCで放送された韓国ドラマの「力の強い女カン・ナムスン」です。
主演にイ・ユミ、キム・ジョンウン、キム・ヘスク、オン・ソンウら。
タイトルから連想できるように「力の強い女ト・ボンスン」のスンピンオフになりますね。
初回は4.29%という視聴率でスタートした「力の強い女カン・ナムスン」です。
1話が自己最低視聴率で、2話では6%台まであがっています。
3話以降も7~9%台で推移するなど、良い視聴率を記録していますね。
最終回で自己最高視聴率10.42%を記録して有終の美を飾りました。
非地上波のドラマで10%台なので、視聴率興行も成功ですね。
一時期JTBCといえば視聴率不振でしたが、23年は調子が良いです。
ト・ボンスンが当時のJTBC歴代最高視聴率を記録したヒット作。
スター作家ペク・ミギョンの出世作でもありますが・・・。
ペク・ミギョン作家といえば、なんといっても終盤の評価が低くなる脚本家です。
ト・ボンスンも終盤の評価が落ちてしまいましたが、カン・ナムスンも竜頭蛇尾評価を受けていますね。
ファンタジーヒーロー、アクション系のジャンルという特性もありますが、単純な脚本という点も好き嫌いは分かれる。
ラブコメにしては珍しく中年キャラのロマンスの分量が多い点は好き嫌いがあるようです。
とはいえ、キャラクターの魅力はあるようですね。
それぞれ新鮮なキャラクターで人気があるので、ドラマも面白かったのでしょう。
犯罪者をやっつけるスッキリ感もあるドラマ。
イ・ユミと言えば小柄でかわいらしいルックスの割に、暗いキャラクターを演じることが多い女優さんです。
今回は天真爛漫なキャラクターで、彼女のルックスに似合ったキャラなんじゃないかな。
ト・ボンスンはヒョンシク人気もあったでしょうし、それを思うとキャストの引きが弱くなってしまいますが・・・。
高視聴率を記録しているドラマなので、ジャンルやキャストが好きなら問題なさそうですね。
脚本家の悪い癖がでたところは残念ですが、最終回がイマイチなのは韓国ドラマあるあるですし。
3話でパク・ボヨン&パク・ヒョンシクが特別出演しているので、前作のファンなら見てみると良さそうですね。