22年にSBSで放送された韓国ドラマの「悪の心を読む者たち」です。
主演にキム・ナムギル、チン・ソンギュ、キム・ソジンら。

ノンフィクションエッセイが原作のドラマになりますね。

悪の心を読む者たちの視聴率は?

今作は冬季オリンピックの関係で6話から7話まで1カ月の空白期間がある、珍しい放送スケジュールになっています。
1~6話までがパート1、7~12話がパート2という編成。

初回視聴率は6.2%で、6話が6.9%。
7話は7.4%でスタートし、最終回12話は7.0%となっています。
自己最高視聴率は8話の8.3%ですね。




このドラマ枠は高視聴率だったので、それを思えば低めの視聴率です。
ですが、変わった放送スケジュールだし、大衆性の高くないジャンルなので仕方がないかもしれませんね。
19歳の年齢制限がつくなど、残酷なシーンも多いようですし・・・。

悪の心を読む者たちの評価は?

原作が警察出身の作家と社会部の記者出身の作家が書いたノンフィクションエッセイという特徴があります。
ただの元警察官ではなく韓国内で初のプロファイラーだそうですね。

ドラマの方も現代劇ではなく、2000年からスタートする時代劇ジャンルでもありますね。
当時のプロファイリング技法も現実的に描写されていると評価されています。

この手のドラマでは主人公の邪魔をする幹部が出てくるのがお約束。
無能や汚職系の悪いヤツとして描かれるのですが、今作はその手のキャラも現実的で有能風に描かれている特徴があるとされます。
警察上層部といえばドラマでは悪く描かれることが多いので、そこは珍しいポイントですね。




また、犯罪者に同情的なストーリーがあるのもお約束ではありますが、今作はその手のストーリーがないようです。
犯罪者よりも犯罪を予防する人たちにスポットが当たっているみたい。

そもそも元が実話ですから、ドラマの方も実際の犯人をモチーフとされているようです。
そりゃ、同情的なストーリーはないでしょうね・・・。

いくらプロファイリングがテーマとはいえ、凶悪な事件を描いたわけですから残酷なシーンも多かったようで、その点は好き嫌いの分かれるところでしょう。
問題になったのか、最後の事件では極端な残酷なシーンはなかったようです。
話題作ゆえに、あからさまなPPL(広告)も多いのはご愛敬。




視聴率は低めですが評判の良いドラマなので、犯罪捜査系のジャンルが好きな人は見てみると良いドラマですね。
これは僕も見てみようと思うドラマです。
韓国でも犯罪捜査ジャンルの名作と言われているので、ジャンル的に好きなら間違いはなさそう。