20年の韓国ドラマ「ミッシング」を見ました。
主演にコ・ス、ホ・ジュノ、アン・ソヒ、ハジュン、ソ・ウンス。
ファンタジー系のミステリードラマですね。
ミッシングは面白いけど
ミッシングはまず素材が興味を引くところがありますね。
いわゆる死後の世界が舞台になっているドラマですから。
ファンタジードラマではあるのですが、そういう世界もありそうな感じがしてくる。
ただ、面白いのは面白いのですが、期待とは少し違うドラマでもあった。
最初の男の子のエピソードの結末が良かったので、他の村人たちもああいう雰囲気のエピソードが続くのかと思ったら・・・。
他の村人は深堀されず、意外とあっさりとしたものでしたからね。
中だるみとは違うのですが、中だるみのような印象にもなってしまった。
ミッシングの最終回が惜しい
それとミッシングの残念なところは最終回ですね。
決して竜頭蛇尾というわけではないのですが、急いで終わった感があるから。
チェ・ヨナ、ヒョンミ、ヒョンジというメインの死者の結末が最終回でまとめられていますからねー。
特にチェ・ヨナとシン刑事に関しては、サブカップルでありながら主人公2人のエピソードより比重が大きかったから。
シン刑事も決して愛されキャラというわけではなかったので、引っ張りすぎた印象はありました。
せめてチェ・ヨナは10話で結末を迎え、11話でヒョンジ、最終回12話でヒョンジの結末ぐらいで良かったと思う。
最終回で3人まとめたのはあっさりすぎる。(トーマスを含めたら4人だ)
ヒョンジの結末でウクとチャン・バンソクに死者が見える理由もわかったわけですし。
最終回でウクが母親を見つけることへの葛藤が描かれても良かったかな。
なんといっても、チェ・ヨナとシン刑事を引っ張りすぎたのが惜しいと思う。
全16話ならあれくらいでもいいんだけど、全12話と少し短いドラマなので。
ウクの母親とチャン・バンソクの娘よりチェ・ヨナの比重が大きかったのは違和感あるかな。
感動はするのですが、あっさりとした印象にもなっちゃった。
ただラストはOCNのドラマらしくシーズン2を連想させる終わり方で、あれは良かった。
シーズン2でチャン・バンソクの娘のエピソードをやるんだったら問題ないんですよね。
アン・ソヒはヒロイン格だと思うけど、出番がソ・ウンスの半分ぐらいの印象だから・・・。
僕はソ・ウンスとハジュンを引っ張りすぎたと思う。
ウクのお母さんとバンソクの娘のエピソードをもっとやるべきだったよな。
素材が良かったし面白いドラマなんだけど、そこは残念に思うところ。
チャンミとボムスの結末もあっさりとしすぎたもんな。
特にチャンミの「ずっとこの村にいたい」という感情は共感できるものだったので、もっと深堀しても良かったと思う。
とにかくサブカップルの比重が必要以上に大きかったのが惜しいと思うところ。