帰ってきてダーリン

16年にSBSで放送された韓国ドラマの「帰ってきてダーリン」です。
主演にチョン・ジフン、オ・ヨンソ、イ・ミンジョン、イ・ハニら。

原作は浅田次郎の小説「椿山課長の七日間」になりますね。

帰ってきてダーリンの視聴率は?

前作は最終回で20.3%と良い数字を記録している「リメンバー」です。
「帰ってきてダーリン」は初回6.6%というスタート。
残念なのは2話の7.6%が自己最高視聴率ということですね。




その後も視聴率は下がり、最終回で自己最低視聴率2.6%という結果に。
とはいえ、これは競合に「太陽の末裔」という大ヒットドラマがいたのが理由ですね。
それにしても寂しい数字ではありますが、相手が相手なので仕方がない。
視聴者層も被るところは大きいでしょうし。

帰ってきてダーリンの評価は?

視聴率的には残念なドラマですが、評価自体は悪くないドラマですね。
オ・ヨンソが演じるヒロインは男が転生した姿ということで、中身は男という特殊な設定ですが・・・。

結果、風変わりなブロマンス的なドラマになりマニア層を形成したとされます。
だからチョン・ジフンとオ・ヨンソがカップルというわけではないですね。
特殊な設定で良いケミを見せたケースとなっています。





改めて見るとキャストも華やかなドラマですね。
オ・ヨンソはともかく、チョン・ジフン、イ・ミンジョン、イ・ハニは後続作で全盛期と言えるぐらいの成果を残しているし。
「SKYキャッスル」や「ドクタープリズナー」のチェ・ウォニョンもいる。

原題の「帰ってきて おじさん」が変な邦題になっているのは相変わらずですが・・・。
チョン・ジフンの転生前はキム・イングォンなので、作品性で言えばダーリンと言うよりおじさんの方がしっくりくるんですけど。


何にしてもマニア層を形成したとされるドラマなので、テーマ的に気になるなら見てみると良さそうなドラマです。
コメディだけでなく感動要素もある人気ドラマですね。

日本での評判や口コミのまとめ

肯定的な意見:

演技とキャスト: RAIN(ピ)のイケメン店長役や、イ・ミンジョンとオ・ヨンソの美女共演が話題になり、演技力やキャラクターの魅力が高く評価されました。特にRAINの新たな一面を見せる演技がファンから絶賛されました。

ストーリー: 浅田次郎の「椿山課長の七日間」を原作としたこのドラマは、死後の世界から戻ってきた二人の男性の物語であり、そのユーモラスかつ感動的な展開が多くの視聴者に愛されました。家族の愛や人間の絆がテーマとなっており、心を打つエピソードが多いという意見が見られます。

視聴者の共感: 家族や愛に関するテーマが共感を呼び、泣けるシーンが多く、視聴者から「涙腺崩壊必至」との評判も得ています。

批判的な意見:

オリジナルとの比較: 原作小説や日本の映画・ドラマ版との比較で、ストーリーの展開やキャラクター設定に違和感を覚えるという意見もあります。特に、オリジナルに忠実でない部分に対して批判的な声が一部から出ています。

設定の非現実性: 死後の世界から戻ってくるという設定自体が一部の視聴者にとっては受け入れがたく、リアリティに欠けるという意見もありました。

長さ: 全20話という長さが、ストーリーの引き伸ばしや一部のエピソードの冗長さを感じさせるとの批判も見られます。

総評:

「帰ってきてダーリン」は、RAINや豪華キャストの演技力、そして家族愛や人間ドラマを描く感動的なストーリーテリングが高く評価されました。特に、視聴者の心に響く感動シーンやキャラクター同士の関係性はこのドラマの強みです。しかし、一方で原作からの逸脱や非現実的な設定、長さに関する批判も一部から見られました。総合的に見て、視聴者の間では平均的に良好な評判が広がっており、特にRAINファンや韓国ドラマ好きからは愛される作品となっています。日本での口コミサイトやSNSでも、3.7点程度の評価が多く、視聴者の多くがこのドラマからポジティブな印象を受けているようです。