
13年にMBCで放送された韓国ドラマの「火の女神ジョンイ」です。
主演にムン・グニョン、イ・サンユン、キム・ボム、ソ・ヒョンジンら。
ムン・グニョンとキム・ボムと交際して話題になったドラマですね。
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火の女神ジョンイの視聴率は?
初回は10.7%という視聴率でスタートした「火の女神ジョンイ」です。
4話の12.0%が自己最高視聴率と、数字を伸ばすことができませんでした。
13話以降は一桁推移で、25話で自己最低視聴率6.0%、最終回32話は9.6%となっています。
全話平均視聴率は9.3%とまずまずなのですが、当時の同枠ドラマで一桁というのは低い数字になります。
ただし「グッドドクター」、「黄金の帝国」と、競合が強かった不運はあります。
なんにしても視聴率を落としていったのはマイナスですね。
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— Korepoコレポ (@Kkorepo) November 4, 2014
火の女神ジョンイの評価は?
今作はロマンスの入った時代劇になりますね。
実在の人物がモチーフになったドラマになります。
実在の人物がモチーフといっても、考証はかなり悪いようです。
実際の歴史が反映されているわけではないみたい。
また、ヒロインの魅力が薄いことが大きなマイナス評価となっています。
最終回の結末もイマイチだったようで、ドラマの完成度は低いとされる。
ということなので、基本的にはおすすめのしにくいドラマですね。
ムン・グニョンとキム・ボムが別れていなければ、違った話題性もあったドラマなのですが・・・。
日本での評判や口コミのまとめ
肯定的な意見
1. 歴史的背景と陶芸の魅力
歴史ドラマとしての深み: 「16世紀の朝鮮王朝を舞台に、実在した陶工ペク・パソン(百婆仙)をモデルにしたストーリーが面白い。史実とフィクションがうまく融合していて、歴史好きにはたまらない」(40代・女性・主婦)。
陶芸シーンの美しさ: 「陶器を作る過程が丁寧に描かれていて、芸術的な美しさを感じた。分院(プノン)という陶磁器製造所が舞台なのも新鮮で、他の宮廷ドラマとは一線を画している」(30代・男性・会社員)。
教育的価値: 「有田焼の起源に繋がる話が興味深く、日本の陶芸史にも触れられる点が良かった」(50代・男性・自営業)。
2. キャストの演技力
ムン・グニョンの成長: 「子役出身のムン・グニョンが、明るく芯の強いジョンを見事に演じていた。おてんばな少女から立派な陶工になる過程に感動した」(20代・女性・学生)。
イ・サンユンの光海君: 「光海君の優しさと葛藤をイ・サンユンが繊細に表現していて、切ないラブストーリーに引き込まれた」(30代・女性・パート)。
脇役の存在感: 「キム・ボム演じるテドの一途な愛や、ソ・ヒョンジンの悪女ファリョンがドラマに深みを加えていた。子役たちの初恋エピソードもピュアで良かった」(40代・女性・会社員)。
3. ストーリーの感動と展開
サクセスストーリー: 「ジョンが逆境を乗り越えて朝鮮一の陶工になる姿に勇気をもらった。女性の活躍を描いた歴史ドラマとして出色」(30代・女性・主婦)。
ロマンスの切なさ: 「光海君とジョンの身分を超えた愛が切なくて泣けた。テドとの三角関係も感情を揺さぶる展開だった」(20代・女性・アルバイト)。
音楽の素晴らしさ: 「BGMがドラマの雰囲気を盛り上げていて、特に感動的なシーンでの曲が心に残る。サントラだけでも価値がある」(30代・男性・音楽好き)。
4. 視聴者を引き込む要素
多彩なエピソード: 「出生の秘密、宮廷の権力争い、恋愛模様が絡み合って、毎話目が離せなかった」(40代・女性・専業主婦)。
時代劇の新鮮さ: 「『チャングムの誓い』や『トンイ』のような宮廷女史劇の系譜にありながら、陶芸というテーマが斬新で楽しめた」(50代・女性・パート)。
批判的な意見
1. ストーリーの冗長さ
中盤のダレ: 「最初は面白かったけど、中盤が冗長でテンポが悪い。32話は長すぎる気がした」(30代・男性・会社員)。
展開の予測可能性: 「歴史ドラマの定番パターンで、展開が読めてしまう部分が多かった。もう少し意外性が欲しかった」(20代・女性・学生)。
2. キャラクターへの不満
イライラする登場人物: 「ファリョンやガンチョンの悪役ぶりが強すぎて、見ていてストレスが溜まった。特にファリョンは救いようがない」(30代・女性・主婦)。
ジョンの決断: 「ジョンが光海君やテドに対して優柔不断すぎる場面が多く、感情移入しづらい部分があった」(20代・男性・フリーター)。
光海君の描き方: 「歴史上の光海君はもっと複雑な人物なのに、ロマンス重視で単純化されすぎていると感じた」(40代・男性・歴史ファン)。
3. 結末への不満
ラストの物足りなさ: 「ジョンが日本に行く結末が唐突で、恋愛の決着がつかないまま終わったのが残念」(30代・女性・パート)。
感動の欠如: 「最終回に向けて盛り上がりに欠けた。もっとカタルシスが欲しかった」(20代・女性・会社員)。
4. 演出や脚本の問題
過剰なメロドラマ: 「恋愛や裏切りが強調されすぎて、陶芸や歴史的背景が薄れてしまった。バランスが悪い」(40代・男性・自営業)。
現実味の欠如: 「男装して分院に入る設定や、ジョンがあまりにも都合よく助かる展開が多く、非現実的すぎる」(30代・女性・アルバイト)。
総評
「火の女神ジョンイ」は、歴史的背景に根ざしたサクセスストーリーと切ないロマンスを融合させた作品として、多くの視聴者に愛されています。
特に、陶芸という珍しいテーマを軸にした時代劇としての独自性や、ムン・グニョンをはじめとするキャストの演技力が高く評価されています。
ジョンの成長と逆境を乗り越える姿は感動的で、女性の自立を描いたストーリーに共感する声も多いです。また、美しいBGMや陶器製作の描写が視覚・聴覚的に楽しめる点も魅力とされています。
一方で、ストーリーの冗長さやキャラクターの行動に対する苛立ち、結末の曖昧さなど、批判的な意見も少なくありません。
中盤のテンポの悪さや、メロドラマに偏りすぎた展開が歴史ドラマとしての深みを損なったと感じる視聴者もいます。
特に、光海君とジョンの恋愛が未完結に終わるラストは賛否両論で、「ハッピーエンドを期待していたのに肩透かしだった」という声も目立ちます。
総合的に見ると、このドラマは「歴史とロマンスのバランスを楽しみたい人」や「陶芸に興味がある人」には強くおすすめできる作品です。
しかし、「テンポの良い展開」や「明確な結末」を重視する視聴者には物足りなく感じる可能性があります。評価は視聴者の好みで分かれますが、平均スコア3.4(Filmarksより)とまずまずの支持を得ており、韓国時代劇の新たな一面を見たいなら一度は見てみる価値があるでしょう。
個人的には、陶芸の美しさとジョンのひたむきさに心打たれつつも、中盤の停滞感と結末の曖昧さが少し残念に感じました。
それでも、ムン・グニョンの魅力と音楽の力がドラマ全体を支えており、感情を揺さぶるシーンが多いのは確かです。
視聴するなら、長い話数を受け入れつつ、歴史とロマンスの両方を味わう気持ちで臨むのがベストかもしれません。