麗 韓国ドラマ

16年にSBSで放送された韓国ドラマの「麗(原題・月の恋人)」です。
主演にイ・ジュンギ、IU、カン・ハヌル、ホン・ジョンヒョン、ナム・ジュヒョクら。

中国の大ヒットドラマが原作になりますね。(正確には中国の小説が原作)

麗の視聴率は?

海外の大ヒットドラマのリメイクで、ドラマ枠の前作も20%超えの「ドクターズ」ということで高視聴率が期待された作品になります。
麗は初回に7.4%、2話で9.3%となっているのですが、ここから伸びませんでした。
4話では5%台にまで落ちていますからね。




18話で初の二桁突破、最終回で自己最高視聴率11.3%を記録しています。
期待値を思えば、残念な視聴率と言わざるを得ない。
競合が似たドラマ「雲が描いた月明かり」で、こちらは20%超えの大ヒットになっているので、より物足りなさが残る・・・。

麗の評価は?

視聴率こそイマイチだった麗ですが、イ・ジュンギとIUら人気キャストが揃っていることもあり、話題性は高いドラマになります。
テレビを見ない若い層の人気も高いドラマでしょうから、視聴率だけでは測れないですね。
中国や日本など海外でも人気のあるにドラマになります。

ただ演出の評価が低いドラマなんですよね。
よく指摘されているのが顔のドアップ乱発ですか・・・。

いくらイケメンが揃っているドラマとはいえ、きれいな衣装が台無しとの声も。
監督は「大丈夫 愛だ」とか、「その冬、風が吹く」などヒット作を担当している人ですけど、顔のクローズアップが多いことで有名な人らしい。




評判が悪いのはIUやベクヒョンの演技も。
当時のIUは演技面の評価もイマイチですが、今作も例外ではない。
ただ中盤からは好評が続いたようなので、スロースターターと言ったところですかね。

イ・ジュンギやカン・ハヌルとかは評判が良い。
ストーリーも弱いとされるけど、人気キャストの好演が作品を支えていますね。

ちなみに前半は明るい雰囲気だけど、中盤から後半は暗く悲しい雰囲気になるドラマです。
日本版のビジュアルは明るくてイケメンにキュンキュンしそうなドラマだけど、軽い気持ちで見ると良くも悪くもイメージと違うことになる可能性。
最終回も意外な結末だったようですね。




麗は期待値の高さから放送時は酷評も多かったようですが、放送終了後に再評価された人気ドラマになります。
放送時からマニア層を形成したドラマなので、雰囲気的に気になるなら見てみると良さそうなドラマですね。

麗の日本での評判や口コミのまとめ

以下Grokの引用記事です

肯定的な意見
豪華なキャスト: 「麗」はイ・ジュンギ、IU、カン・ハヌル、ナム・ジュヒョクなど、非常に豪華なキャストが集まっており、そのビジュアルと演技力が高く評価されています。特にイ・ジュンギのカリスマ的な演技がファンを魅了しています。

ストーリーの深さ: タイムスリップというファンタジー要素と、歴史ドラマとしての重厚な背景が巧みに融合されている点が好評です。皇子たちの恋愛や王位争いが描かれ、感情の起伏が視聴者を引き込むと言われています。

音楽と映像: ドラマのOST(オリジナル・サウンドトラック)が美しく、物語の感情をさらに引き立てています。また、製作費が150億ウォンと大規模で、映像美や衣装の豪華さも視聴者の満足度を上げています。

キャラクターの魅力: 8人の皇子たちそれぞれが個性的で、視聴者が自分の好みのキャラクターを見つける楽しみがあるとされています。特にIUの演技も自然で感情移入しやすいと評されています。

批判的な意見
悲劇的な結末: ドラマが悲劇的な結末に向かうことが多く、視聴者の中にはその悲しみから立ち直れない人もいるという意見があります。特にラストの展開に不満を持つ声が見られます。

原作からの逸脱: 中国の小説『歩步驚心』を原作にしているため、原作ファンからはドラマが原作のエッセンスを十分に活かしきれていないとの批判もあります。

長さとペース: 全30話という長さから、ストーリーのペースが遅すぎるという意見もあります。特に中盤にかけての展開がダレると感じる人もいます。

歴史的正確性: 歴史ドラマとしての側面から、時代背景や歴史的事件の描写が不正確ではないかという指摘もあります。

総評
「麗」は、豪華なキャストと壮大なストーリーテリングで多くの視聴者を引きつけた歴史ファンタジードラマです。肯定的な意見として、キャストの魅力、音楽や美術の美しさ、そして深みのあるストーリーラインが挙げられます。一方で、悲劇的な結末や原作からの逸脱、長すぎるエピソード数、また歴史的正確性に対する批判もあります。総じて、「麗」は視覚的な美しさと情感豊かな演技で心を掴む一方、ストーリーの進行や結末に対する期待と現実のギャップが一部の視聴者には受け入れ難かったようです。このドラマは、韓国ドラマファンにとっては必見の作品でありながら、自身の好みや期待に依存する視聴体験を提供します。