18年にJTBCで放送された韓国ドラマの「私のIDはカンナム美人」です。
主演にイム・スヒャン、チャ・ウヌ、チョ・ウリ、クァク・ドンヨン。

ウェブトゥーンが原作のドラマになりますね。

私のIDはカンナム美人の視聴率は?

前作「スケッチ」が最終回2.3%と低視聴率に終わったドラマですが・・・。
その前は「ミスティ」→「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」とヒット作が続いたドラマ枠ですね。

「私のIDはカンナム美人」も初回は2.9%と特別高い数字ではありませんが、これが自己最低視聴率。
最終回で自己最高視聴率5.8%を記録して有終の美を飾りました。




整形という賛否あるテーマ、若者向けのドラマ、23時台と遅い時間の放送と視聴率面では不利な要素があるドラマなんですけどね。
初回最低、最終回最高で文句なしの推移、非地上波で5.8%はヒット作と言える数字です。

私のIDはカンナム美人の評価は?

整形というテーマがデリケートな話題ですし、原作の時点で好き嫌いの分かれるドラマのようですね。
一般的に整形といえば否定的に描写されることが多いです。
整形とは言わなくとも派手な美女が悪女として描かれ、地味な雰囲気の女性が性格の良いヒロインという対立軸は多いですからね。


一方で今作はヒロインが性格の良い整形女性で、ライバルは性格が悪く整形をしていないかわいい子という珍しい構図。
この点が大きな特徴になりますね。

ドラマのテーマとしては「本当の美しさとは」というものになります。
美人ではないからと整形し、美人になったけど結局幸せにはなれなかったヒロインの成長ストーリーですね。




イム・スヒャンは実年齢より9歳も若い役に挑戦したわけですが、チャ・ウヌとのケミも良いと高評価されました。
(ちなみにイム・スヒャンは老け顔で知られ、徐々に見た目が実年齢に追いつき実年齢より若く見られるようになった)

彼女は元々演技面の評価が高い女優さんですが、今作も整形後のヒロインを繊細に演じて話題に。
チャ・ウヌはルックス先行のイメージがあるけど、演技面の評価も悪くないようですね。
視聴者の共感を得るイム・スヒャンと、女性の心を鷲掴みにしたチャ・ウヌの名コンビですな。

視聴率的にも文句なしのドラマですが、ネットでの話題性も高かったドラマです。
テーマ的に嫌な人は最初から見ないでしょうし、ジャンルやキャストが好きなら見てみると良さそうなドラマですね。