韓国ドラマ「SKYキャッスル」の登場人物であるカン・イェソです。
イェソを演じたのはキム・ヘユン。
SKYキャッスルはイェソの成長ドラマでもあり、影の主人公と言える存在です。
イェソはかなり性格が悪い女の子なので嫌いな人は多いでしょう。
僕は好きなキャラだけど、初見の印象は良くなかったからな。
イェソを完璧に演じたキム・ヘユン
イェソを演じたキム・ヘユンは200倍率のオーディションを突破してイェソ役になっています。
他の子供役はキム・ヘユンの年齢に合わせてキャスティングされたようですね。
あまりにもハマり役なので、キム・ヘユンってイェソみたいな子なんだろうなという印象にもなりますが・・・。
実際には真逆の性格で、キム・ヘユンはシャイなところがあるようです。
キム・ヘユンは百想芸術大賞でTV部門女性新人演技賞を受賞する活躍。
イェソ役で知名度をあげると「偶然見つけたハル」で初主演。
13年にデビューしている子役出身女優ですが、決して目立ったキャリアのある子役ではないですからね。
SKYキャッスルの出演が大きな転機になっています。
キム・ヘユンは本当にイェソをうまく演じたからな・・・。
あの金切り声でギャーギャー騒ぐところとか、イェソに合いすぎている。
そして、ずっとイェソのイメージで語られるのかと思いきや、後続作でイェソのイメージを覆し女優として大活躍です。
これも凄いことだ。
イェソはお父さん似?
イェソのあの強烈な性格はお母さんに似ている印象もありますが。
実際にはお母さんというより、お父さんに似ているイェソです。
勉強一筋で実際に学力はトップレベル。
プライドが高く周囲の人間を見下し、友達がいないところもお父さんによく似ている・・・。
終盤はメンタルが崩壊したイェソですが、あの姿もお母さんに似ているとは言えないもんな。
どちらかといえばヘナの方がソジンの性格に似ているため、実は母親が逆なのではないかという怖い説も・・・。
一時はパニック障害のような状態になったイェソですが、最終的には立ち直って精神的にも成長しました。
もしトラブルがなければ順調に医師になった可能性は高いですけど、その場合は権威主義で中身のない人間になったでしょうね。(お父さんみたいに)
結果的により良い人生を歩むことができるのかもしれません。
そうはいってもパニック障害から一晩で立ち直り、幼いころから勉強一筋で医師を目指していた価値観もガラリと変えましたからね。
やや都合の良い展開ではあります。
最終的にはヘナを「カン・ヘナ」と呼び、自分と姉妹であることを認める描写がありました。
これは彼女の精神的な成長を表すシーンでしたね。
ヘナの死は自分の責任もあると感じているわけで、その重荷を背負う覚悟を決めたシーンでもある。
アンチもファンも多いイェソ
なんにしてもイェソは親の欲による被害者であるわけで。
最初は生意気な女の子だったけど、なんだかかわいそうなキャラでしたね。
僕はだんだんと好きになったし、2度目の視聴では最初からイェソが好きだった。
実際にヘナよりもイェソが好きという視聴者は多かったようです。
ヘナと違って裏表がないですし、すごく努力しているのが伝わるキャラでもありますし。
偽善的なキャラが多かった中、イェソは良くも悪くもずっと自分を出していました。
イェソの姿を見て勉強をやる気になった学生も多いんじゃないかな?
好き嫌いの分かれるキャラだと思いますが、それくらい個性が強いのも良いことだ。