その冬、風が吹く

13年にSBSで放送された韓国ドラマの「その冬、風が吹く」です。
主演にチョ・インソン、ソン・ヘギョ、キム・ボム、チョン・ウンジら。

原作は日本のドラマ「愛なんていらねえよ、夏」になりますね。

その冬、風が吹くの視聴率は?

初回は11.3%という視聴率でスタートした「その冬、風が吹く」です。
その後は大きく視聴率を伸ばすことはなく、12~15%台で推移。
最終回で自己最高視聴率15.8%を記録しています。




1話が自己最低で最終回が自己最高というのは良い傾向ですね。
ただ13年の同枠ドラマは後に「君の声が聞こえる」→「主君の太陽」→「相続者たち」→「星から来たあなた」という黄金期を迎えています。
黄金期のドラマに比べると「その冬、風が吹く」は視聴率が伸び切らなかったなという印象。
そうはいっても高視聴率ですし、成功したドラマですね。

その冬、風が吹くの評価は?

大女優のソン・ヘギョに大物脚本家のノ・ヒギョン作家という話題作。
原作ドラマは韓国の日本ドラマファンに大人気の作品になるようです。
季節が夏から冬に変わっていますが、全体的な雰囲気もまったく変わるようですね。

当時としてはきれいな映像が好評だったドラマです。
OST人気も高いですね。
ソン・ヘギョのルックス、演技面の評価も高く、チョ・インソンとのケミも人気です。

しっかりとした脚本と評価される一方で、日本原作なので韓国情緒に合わせると違和感も指摘されています。
どちらかといえば、チョ・インソンとソン・ヘギョのケミに支えられたドラマと言ったところでしょうね。




日本原作のドラマですし、キャストも良いので興味があるなら見てみるとよさそうなドラマですね。
ノ・ヒギョン作家は癖のある脚本家とされますが、今回は原作があるので大丈夫でしょう。
チョ・インソンとソン・ヘギョが好きなら間違いなさそう。

日本での評判や口コミのまとめ

肯定的な意見:

キャストの演技力: チョ・インソンとソン・ヘギョの演技が非常に高く評価されています。特にチョ・インソンの悪役としての深みや、ソン・ヘギョの視覚障害者役での繊細な演技が注目されました。

ストーリーの深み: 詐欺師と視覚障害者のロマンスという設定が新鮮で、視聴者の心を捉えるストーリーテリングが評価されています。人間性や愛の価値について考えさせられるシーンが多く、感動的なラブストーリーとして好評です。

ビジュアルと音楽: ドラマの美しい映像や音楽も視聴者から高評価を得ています。特にオープニングのシーンやOSTが印象的だと多くの意見が見られます。

批判的な意見:

進展の遅さ: ストーリーが進むのが遅いと感じる視聴者もいて、特に中盤での展開がもどかしいと感じる意見があります。

リアリティの欠如: 一部からは、視覚障害者や詐欺師の描写にリアリティがないとの批判がありました。特に視覚障害者の表現がステレオタイプ的だと指摘する声もあります。

エンディング: 最終回の結末に対する不満も一部であり、視聴者によっては物足りないと感じる人もいました。

総評:

「その冬、風が吹く」は、チョ・インソンとソン・ヘギョというビッグスターの出演と、感動的なラブストーリーで多くのファンを獲得した作品です。日本でもKNTVやTBSでの放送を通じて人気を博し、視聴率も高かったことが示すように、肯定的な評価が多く見られます。ただし、ストーリーの進行の遅さやキャラクターのリアリティについての批判もあります。これらの意見を総合すると、「その冬、風が吹く」は、美しいビジュアルと音楽、そして二人のキャラクターの間で交錯する愛の物語が特徴的な、視聴価値のある韓国ドラマと言えます。全体としては、3.7点という平均スコアが示すように、多くの視聴者に愛されつつも、改善点があると感じる人もいる作品です。