大ヒットドラマ「SKYキャッスル」のメインOSTである「We All Lie」です。
オープニングやエンディングでも流れる曲ですね。
歌っているのはハジンという当時、無名の歌手になります。

We All Lieの人気

大ヒットドラマには人気OSTがつきものです。（夫婦の世界のような例外はありますが）
大ヒットドラマというのは前評判が高いものが多いですからね。
音楽監督も著名な人が担当したり、人気歌手が担当したりするのでOST人気も高く出やすい面はあるでしょう。




その点、SKYキャッスルは前評判の高いドラマではありません。
We All Lieを歌ったハジンは無名の歌手ですし。
それでもこの曲が視聴率上昇に一役買ったと言われるほどの人気OSTになりました。

韓国ドラマの人気OSTの枠を超えて、いまでは国民的なBGMとも言われます。
韓国の番組で教育やしつけ、洗脳などのテーマを扱うときに流れるようですねｗ
だから韓国の人にとってはSKYキャッスルを見ていなくても知っているような曲になるようです。




ちなみに主要音源サイト「Melon」のチャートでは50位に入っていたということで。
日本の感覚だと人気ドラマの主題歌が50位って低い気がするけど。
無名の歌手が、しかも英語歌詞の曲でメロンチャートに入るというのは、かなり珍しいことのようですね。

We All Lieの盗作疑惑

一方で「We All Lie」は盗作疑惑が出た曲でもあります。
ビー・ミラーの「to the grave」という曲ですね。

声とかメロディがなんとなく似ているなーと思っていたら・・・。
40秒過ぎから思った以上に似ていた。
これは盗作疑惑が出るのも当然でしょうね。

一応、法的に大きな問題になったわけではないですし、技術的にも盗作かどうかの判断は難しいようですね。
盗作疑惑後も各種番組で使われることはあるみたい。

SKYキャッスル本来のドラマタイトル

ちなみに「SKYキャッスル」は元々「プリンセスメーカー」というドラマタイトルが予定されていたようですね。
その爪痕として1つ目のOSTがプリンセスメーカーというタイトルです。
プリンセスメーカーというのはドラマの趣旨と少しずれるので、タイトルの変更がなければ大ヒットはなかったかも。

ところで「We All Lie」というのは「私たちはみんな嘘つき」というような意味のタイトルですが、それはドラマの隠喩になっているんですよね。
曲自体に盗作疑惑が出てしまったので、とんだ皮肉になってしまいましたが・・・。