19年にKBSで放送された韓国ドラマ「ドクタープリズナー」を見ました。
主演にナムグン・ミン、クォン・ナラ、キム・ビョンチョル、チェ・ウォニョンら。

ドクタープリズナーは面白いけど

韓国でもヒットしただけあって面白いドラマですが、個人的には物足りなさも感じるところがありました。
まずはキム・ビョンチョルのキャラがギャグキャラだったこと・・・。


もっとかっこいい悪役をイメージしていたら実質ギャグキャラですからね。
SKYキャッスルのチャ教授によく似たキャラでした。

それに付随してナムグン・ミンが強すぎたかな。
ナムグン・ミン完璧すぎてピンチらしいピンチを感じることがありませんでした。
「結局なんとかなるんでしょ」というか、「本当はダメージ食らっていないんでしょ」感がありました。

前半のキム・ビョンチョル＆ナムグン・ミンのやりとりでそのイメージが強くなりすぎちゃった。
だからもっと緊張感があっても良かったかな。
緊張感はあるドラマだとは思うんですけど、僕はそれを感じなかった。




キム・ビョンチョルと同じくSKYキャッスルでお馴染みであるチェ・ウォニョンは悪役らしくて良かったですね。
前半のナムグン・ミンの印象もあり、追い込んでいる感は薄かったけどラスボスらしい雰囲気がありました。
やっぱりこの手のドラマは悪役がよくないといけません。

ドクタープリズナーの個性的なキャラたち

SKYキャッスルからはもう1人、キム・ジョンナンも目立ったキャラ。
検事さんといちゃいちゃするギャグキャラでしたけど。
犯罪ジャンルにコメディはなくてもいいのですが、個性的なキャラがいて面白いところはありました。




ギャグキャラといえばもう1人パク・ウンソクも・・・。
「ボイス2」のゾンビ事件や「ペントハウス」のローガン・リーで見た俳優さん。

最初はイライラするキャラだったけど、いつの間にかギャグキャラに。
最終的にはちょっといいヤツっぽくなっていきましたからね。
序盤は彼に嫌になるかもしれないけど、そこは我慢ですな。

刑務所が舞台とはいえ、基本的には過激な描写もないし暴力的な見にくいドラマということはないですね。
序盤では腹の立つパク・ウンソクもだんだんとイメージが変わっていくし。
ただ僕は韓国ドラマの手術シーンが苦手なのですが、そこに面食らったところはあります。




「ドクタープリズナー」は個人的に物足りなさを感じるところはあったけど、面白いドラマでしたね。
最終回はパク・ウンソクを含め「あの人、どうなったんだろう？」というところもあるのですが・・・。

エピローグが短いとはいえ1時間ぐらいエピローグをやる「SKYキャッスル」よりはマシですね。
竜頭蛇尾ということもないし、見終わった印象は悪くなかったです。