韓国ドラマ「ペントハウス」の登場人物であるハ・ウンビョルです。
シーズン1でおじいちゃんを亡くし、トラウマを背負ったウンビョルですが・・・。
※ネタバレ表現あり
なぜおじいちゃんを助けなかった?
ウンビョルのおじいちゃんは娘であるソジンを虐待しておりました。
それでも、ウンビョルとの関係性は悪くなかったと思われる。
おじいちゃんを見殺しにした母親を恨む発言をしていますからね。
とはいえ、見殺しにしたのはウンビョルも同じです。
遠くからとはいえ事故現場を目撃していた以上、救急車を呼ぶぐらいのことはできたわけですからね。
(救急車を呼んだとしても死亡していた可能性が高そうですが)
ただあれは単なる事故ではなく、事件でもある出来事です。
救護することなく、書類を奪って逃げたソジンは犯罪者として刑務所行きになる可能性もある。
それにウンビョルには母が殺したように見えたかもしれません。
良くも悪くも自分の理解者であったソジンが刑務所暮らしになるのは、子供のウンビョルにとっては耐えられないことでしょう。
それにソジンから離れた場合、ウンビョルを育てるのは父親のユンチョルか祖母や叔母になります。
祖母や叔母がまともにウンビョルの面倒を見るということはないでしょう。
ユンチョルなら大切にしてくれるでしょうが、精神疾患を持つ娘のお世話は大変でしょう。
同性の母親から離れるのはウンビョルにとっても苦しいこと。
母親が犯罪者になれば、学校でも辛い思いをすることになります。(母親は理事長なので余計に)
なんにしても子供のウンビョルにとって母親が犯罪者になるであろう通報をするのは難しい選択だったでしょう。
ただし、この一件で母親を恨むだけで、救護できたのにそれをしなかった自分の責任を感じていないのは問題あり。
葬儀の場でも悲しんでいる様子はなかったので、実際にはおじいちゃんとも良い関係を築いていなかったのかもしれませんね。