復讐の女神

18年にSBSで放送された韓国ドラマ「復讐の女神」です。
キム・ユンジン、チョン・ウンイン、コ・ソンヒ、チェ・グァンジェ。

アガサ・クリスティの「ミス・マープル」が原作のドラマになりますね。
主演のキム・ユンジンはなんと19年ぶりの韓国ドラマ出演です。(アメリカのドラマに出演していた)

復讐の女神の視聴率は?

復讐の女神は1日に4話連続放送という珍しい放送スケジュールです。
(実質、1日2話の放送ということですが)

初日の第4話で9.1%という好スタートを切っています。
しかしこれが自己最高視聴率という悪い傾向です。
翌日には視聴率が6%台まで落ちましたね。




翌週9話で自己最低視聴率2.1%。
その後は5~6%を記録し、最終回は反発を見せて8.6%となっています。

2%を記録したのは野球中継の影響で放送時間が変わったことが理由です。
ですが、それにしても初放送から大きく視聴率が下がったことに変わりはありません。
途中から見る視聴者が少ないジャンルなので視聴率が伸びなかったのは仕方がないけど、明らかに落ちたのはマイナスですね。

復讐の女神の評価は?

初日から2日目の視聴率が大きく落ちた「復讐の女神」です。
ですが、その後の視聴率は落ちていないので固定視聴者は獲得できたわけですね。

復讐の女神は「キム・ユンジンのドラマ」と言われるほど、キム・ユンジンの評価が高いドラマになりますね。
キム・ユンジンが視聴者を引き付けたとされます。




一方で演出面の評価は高くありません。
関係のないようなストーリーも入り、流れが途切れているとの指摘も。
さらにストーリー的にも説明不足でわかりにくさを感じる点もあったようです。
その点は不親切ですね。

そもそも雰囲気も独特なものがあるドラマですから、そこに馴染めない視聴者もいると思います。
僕も見ようと思ったけど離脱したので、韓国で放送2日目の視聴率が落ちたのも合点がいく思いなのですが・・・。


ジャンル的に好きで雰囲気に馴染めるのであれば、楽しめるドラマなんじゃないかな?
韓国でも酷評されているわけではないので、好き嫌いが分かれるという感じですかね。

日本での評判や口コミのまとめ

肯定的な意見:

ストーリーと設定: 「復讐の女神」はアガサ・クリスティの「ミス・マープル」を基にした作品で、韓国風のミステリーとして新鮮さがあると評価されています。特に、主人公が自身の無実を証明するための推理と復讐の物語は、視聴者を引き込む魅力があると見なされています。

キャスト: キム・ユンジンの19年ぶりの韓国ドラマ復帰作として話題となり、彼女の演技力が高く評価されています。また、他のキャストの演技も見応えがあるとの意見が多いです。

ミステリー要素: 韓国ドラマファンだけでなく、ミステリードラマのファンからも、複雑なプロットと意外性のある展開が好評です。

批判的な意見:

設定の不自然さ: いくつかの設定、特に主人公が自分とそっくりの推理作家に成りすますというアイデアが強引だと感じる視聴者もいます。この設定が原作との整合性を欠いているという批判があります。

物語のバランス: 複数のミス・マープルのストーリーを一つにまとめたため、ストーリーがバランスを欠いているという意見もあります。特に、エピソード間のつながりや解決方法が不自然に感じられることがあるとの声も聞かれます。

視聴率と期待外れ: 韓国での視聴率が思わしくなかったことや、期待されていたほどのインパクトがなかったという意見も見られます。

総評:

「復讐の女神」は、アガサ・クリスティの名作を韓国ドラマとして再解釈したことで注目を集めました。肯定的な意見では、キャストの演技力やミステリー要素の面白さが強調されています。一方で、物語の展開や設定の不自然さに対する批判も存在します。全体として、このドラマはミステリーファンやキム・ユンジンのファンには楽しめる作品ですが、一般的な韓国ドラマ愛好者からは評価が分かれる傾向があります。日本での口コミや評判は、平均して3.5点前後の評価で、興味深い試みではあるものの、すべての視聴者を満足させるには至っていないようです。