韓国ドラマ「SKYキャッスル」の登場人物であるキム・ウネです。
ウネを演じたのはイ・ヨンス。
ヘナのお母さんにあたるキャラクターですね。
ウネは比重が少ないキャラクターなので、あまり印象に残らないかもしれません。
それでもストーリー上、存在感はあるキャラになりますね。
ウネについて残る疑問に、果たして良い母親だったのかということがあります。
ヘナやカン・ジュンサンを見ると、良い母親であり良い女性であるという印象にはなりますが・・・。
少なくともヘナにとっては優しくて素敵な母親だったのだとは思いますが、傍から見るとそうとは言い切れない面もあります。
ヘナは母親の闘病生活を支えるために、看病だけでなくお金も必死で稼いでいました。(自分の生活費でもあるのでしょう)
しかし、そのお金を稼ぐ方法が犯罪でしたからね・・・。
娘が大金を稼ぐことをウネは疑問に思わなかったのかな?
お金の出所を知らなかったのでしょうが、疑問に思わないのは母親としておかしい。
ウネ自身が病弱なので、お金を都合できないのは仕方がありません・・・。
しかし実際にはカン・ジュンサンに頼るという選択肢があったわけですからね。
ウネの医療費はともかく、ヘナの生活の面倒を見るぐらいは頼める立場です。
死の直前になって連絡を取ろうとするも、結局は何も頼めず・・・。
電話で娘のことを伝えられなかったのは一方的に電話を切られたので仕方がない。
でもメールを送信しようとして結局は送らなかったのはおかしいですからねー。
愛している男に迷惑をかけたくないとか、いろいろな思いはあるのかもしれません。
それでも自分のためではなく、娘のためにすることですから。
そこは母親として娘を守る行動をとるべきだったと思われる。
カン・ジュンサンが娘のことを何とも思わない男なら話も変わってきますが、ヘナが実子だと知ってからの言動を見ると、お金の工面をしてくれたはず。
ウネがジュンサンに頼らなかったのは、まずい選択でしたね。
ところで、そもそも論としてウネはヘナの母親なのかという疑問も・・・。
ヘナとイェソの入れ替わり説は以前も書いたことがあります。
ウネのカン・ジュンサンを一途に思うところや、好きな男性相手に気の弱いところなどはイェソに似ている印象もある。
もしウネ自身の手でイェソとヘナの交換をしたのであれば、ヘナに対して母親としての責任を果たさないのも少し合点がいくかも。
メールを送信しようとして止めたのは、子供入れ替わりのことを伝えようとして止めたのかも・・・。
そうだったら怖いですけどね。
何にしても、ヘナにとっては優しいお母さんとして記憶されていたわけですからね。
愛情を感じて育っていたようなので、それで良いのかもしれませんが。
僕はもっとカン・ジュンサンに頼ろうとする描写があっても良かったと思うな。
ドラマとしてはあれでいいのかもしれませんが、母親として考えたら違和感があるところ。