マッドドッグ

17年にKBSで放送された韓国ドラマの「マッドドッグ」です。
主演にユ・ジテ、ウ・ドファン、リュ・ファヨン、チョ・ジェユンら。

マッドドッグの視聴率は?

前作は当時伝説となった低視聴率ドラマ「マンホール」です。
マッドドッグは初回5.5%を記録し、2話の4.8%が自己最低視聴率。
その後も5%以上をキープし、最終回では自己最高視聴率9.7%で有終の美を飾りました。




前作が低視聴率というだけでなく「病院船」、「あなたが眠っている間に」という強い競合もいました。
そんな中でこれだけの視聴率を記録したんだから凄いドラマと言える。
視聴率10%に届かなかったのが惜しかったですね。

マッドドッグの評価は?

マッドドッグというタイトルからなんとなくイメージできるように、ダークヒーロー系のドラマですね。
テーマは保険詐欺というものですから、意外となかった新鮮なテーマですね。(少なくとも当時の韓国ドラマでは)

マッドドッグは大衆受けしたタイプのドラマかと思いきや、意外と好き嫌いはわかれているようですね。
とはいえ、どんでん返しが続くタイプの脚本の評価は高く、伏線の回収もしっかりとしているようです。




ちなみに「君を守りたい」で知名度のあがったウ・ドファンの後続作になりますね。
2作続けてのヒットで主演俳優の地位を固めたと言える。

マッドドッグでもユ・ジテとのブロマンスが人気です。
「君を守りたい」では敵だったチョ・ジェユンが味方なのも注目かも。
ちなみにマッドドッグでも君を守りたいと同様に、サブ主人公ながら実質主人公。

なんにしてもマニア層を形成した人気ドラマなので、興味があるなら見てみると良いドラマですね。
ヒューマンドラマの側面もある作品なので、その点も評判が良いですし。
その他の犯罪系ジャンルとは作風も違ってきているので、差別化されているとされるドラマです。

日本での評判や口コミのまとめ

肯定的な意見:

ストーリーと展開: 「マッド・ドッグ」はそのスリリングなストーリーテリングと、予測不能な展開で視聴者を引きつけました。特に、保険金詐欺をテーマにしている点が新鮮で、視聴者から「面白い」「目が離せない」との評判を得ています。

キャラクターと演技: ユ・ジテやウ・ドファンの演技が絶賛されており、特にユ・ジテの苦悩する主人公像は多くの共感を呼びました。また、登場人物たちの個性が豊かで、各エピソードごとに異なるキャラクターの深掘りが楽しめたとされています。

クライム・サスペンスとしての質: クライムサスペンスとしての完成度が高く、視聴者からは「骨太で見応えがある」との声が上がっています。

批判的な意見:

ペース: 一部視聴者からは、ストーリーのペースが速すぎるか、逆に遅く感じる部分があり、全体のバランスが良くないとの意見もあります。特に、後半の展開がやや強引に感じるという意見も見られました。

キャラクターの扱い: キャラクターの掘り下げが一貫しておらず、特にサブキャラクターの発展や結末が満足いくものではなかったという批判も一部に見られます。

テーマの扱い: 保険詐欺や飛行機事故という重いテーマを扱っている割に、ドラマ内での解決方法や結末がリアルさに欠けるとの意見もあります。

総評:

「マッド・ドッグ」は、韓国ドラマファンにとって非常に魅力的な作品であり、特にクライムサスペンスとしての質や演技力が高く評価されています。平均スコアは3.8点と良好で、視聴者からの具体的なレビューや感想も豊富です。 しかし、ペースやキャラクターの扱い、テーマの深掘りに関しては意見が分かれるところがあり、視聴者によっては満足度に差が出る可能性があります。全体として、「マッド・ドッグ」は見る価値のある作品であり、特にサスペンスや人間ドラマを好む人にはおすすめできるドラマです。