恋のゴールドメダル

16年から17年にMBCで放送された韓国ドラマの「恋のゴールドメダル」です。
主演にイ・ソンギョン、ナム・ジュヒョク、キョン・スジン、イ・ジェユン。

オリンピックメダリストで韓国重量挙げのレジェンド、チャン・ミランがモチーフになったドラマとされます。

恋のゴールドメダルの視聴率は?

前作は最終回で視聴率8.9を記録した「ショッピング王ルイ」です。
特に高い数字ではないですが、人気ドラマですし視聴者層も被るでの良い流れだったのですが・・・。

「恋のゴールドメダル」は超大作の「青い海の伝説」、マニア層を形成した「オー・マイ・クムビ」が同日スタートという不運。
結果、初回3.3%と低いスタートです。(初回が自己最低視聴率)




その後も視聴率を伸ばし切ることができず、最高視聴率は5.4%で最終回も5.2%で終えています。
脚本家のヤン・ヒスンは「ナイショの恋していいですか」、「ああ、私の幽霊さま」というヒット作を執筆しているスター作家です。
それでも、あまりにも強すぎる競合がとにかく不運だった。
そもそも青春ロマンスは視聴率が出にくいジャンルでもありますし・・・。

恋のゴールドメダルの評価は?

視聴率面では不運な要素があったわけですが、評価は非常に高いドラマです。
それこそ「青い海の伝説」より、よほど評価が高いドラマでしょう。

恋のゴールドメダルは体育会系が素材になっており、主人公も重量挙げと水泳のエリート選手です。
ですが、あくまでもラブコメなので体育会の厳しい面はさほど描かれておらず、強烈な悪役がいるタイプのドラマでもありません。
体育会系の美化というか、現実離れは指摘されていますが、そこはラブコメですし・・・。

爽やかな青春ロマンスとなっております。
イ・ソンギョンとナム・ジュヒョクのケミも評判が良いですね。




トレーニングをしているところが少ないことは指摘もありますが・・・。
一方でヤン・ヒスン作家は重量挙げ選手のチャン・ミランに現役時代の体験談を取材するなど、スポーツ選手の考証面は良くできているドラマとされる。
重量挙げ選手以外の描写も良くできているとされ、ラブコメとしても完成度が高いのでウェルメイドドラマとして語られますね。

青春ドラマやラブコメの枠を超えて、名作と評価されるドラマです。
ナム・ジュヒョクにとっては、出世作とも言えるドラマなんじゃないかな。
これはもう鉄板ドラマなので、気になる人は見た方が良いドラマですね。

日本での評判や口コミのまとめ

肯定的な意見:

キャラクターと演技: イ・ソンギョンとナム・ジュヒョクの演技が特に評価されています。彼らのキャラクター、キム・ボクジュとチョン・ジュニョンの間でのキュートで胸キュンなやりとりが、視聴者に大いに受け入れられました。また、ボクジュの重量挙げ選手としての情熱や、ジュニョンの水泳選手としての葛藤がリアルに描かれ、共感を呼んでいます。

ストーリー: 恋愛だけでなく、友情や家族愛、スポーツへの情熱などが交錯するストーリー展開が、視聴者を引きつけました。特に、青春の悩みや喜びが描かれることで、多くの若者から共感を得ています。

見応え: 重量挙げという少し珍しいテーマを扱っているにもかかわらず、視聴者を飽きさせないストーリーテリングが高く評価されています。

批判的な意見:

展開: 一部の視聴者からは、ドラマの進行が若干予測可能であったり、展開がやや甘すぎるという意見もあります。特に、ラブコメディとしての予測可能性が指摘されました。

リアリティ: 重量挙げ選手の生活や日常が、現実的ではないという声もあります。例えば、ボクジュの体重管理や食生活の描写が現実と乖離しているとの批判があります。

ペース: 話数が進むにつれて、恋愛要素が強調されすぎて他のサブプロットが後回しになる感覚があるという意見も見られました。

総評:

「恋のゴールドメダル ~僕が恋したキム・ボクジュ~」は、青春ラブコメディとして非常に高い評価を受けています。主に、魅力的なキャラクターとその成長、そしてスポーツを通じた人間ドラマが視聴者の心を捕らえました。肯定的な意見としては、キャストの演技力、ストーリーの見応え、青春のリアルな描写などが挙げられます。一方で、批判的な意見では、ストーリーの展開やリアリティ、話のペースについての指摘があります。総じて、このドラマは、視聴者にキュンキュンさせるラブストーリーと、スポーツの情熱を描いた作品として、日本でも広く愛され、平均4.2点のスコアを獲得しています。